I'm Rider
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ちょっとしたミスさ f(^^;)

BGL

冬のある日のこと,いつものようにバイクの整備をしていました。整備も終わった後,用事がありその日はエンジンをかけませんでした。

翌日,さてバイクに乗ろうかとキーを回すと,いつもに比べに心なしか電磁ポンプがガソリンを送る音が小さいのです。「最近バッテリーが弱っているようだったからこれは要注意だな。」と思いながらセルスタートボタンを押すと.......ウンともスンとも言わないのです。

「おや,ついにバッテリーが上がったたか?」と車庫からバイクを出し,押しがけをすると全くエンジンがかかろうとしない。「これは重傷だな。(^_^;)」と気を取り直し,敷地の外へ。家の前の道は,片や行き止まりで,逆は上り坂。重たいバイクを一生懸命30mほど押し,これでエンジンはかかるだろうと押しがけをするが全くエンジンがかかろうとしない。(^_^;)

3回ほど上り下りを繰り返しただろうか。200kg以上のバイクを上り坂に押し上げるのに疲れ,あきらめ車にブースターケーブルをつなぐが,セルは回るもののエンジンがかからない。後考えられるのは,燃料系か点火系がおかしいと言うことになる。整備前,整備中には問題なくエンジンが回っていた。

考えられるとしたら組み上げる際に何らかのミスを犯したことになるのだから,キャブレターのメインジェットを換えた際に何らかのミスをした可能性が一番高い。念のために各部の点検をするが特に問題点は見あたらない.....では,次に考えられるのが点火系と言うことになる。しかし,これも特に問題はないように思われた。いろいろ悩んだ末,伝送系は目視点検では限界があるので,テスターを友人に借りに行こうとキーを抜こうとして,何気なくハンドルを見ると”キル・スイッチ”がオフになっているではないか。(^◇^;)げっ

私は,普段からキル・スイッチを触るクセがないし,今まで切ったことさえなかった。だから,キル・スイッチを確認するなんてすっかり忘れていた。どうやら,整備中に何らかの拍子にキル・スイッチが押されたようだ。(^_^;)

う〜ん,あの押しがけや再度カウルを外し点検した時間は,何だったんだろう........

教訓:何事も基本通りに点検しましょう。思いこみは,ダメです。f(^^;)
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