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自動車学校の一職員から見る自動二輪

カゲヒト
僕はもうすぐ高校生になります。滋賀県湖南地区の商業高校です。入学説明会のときに、3ない運動の話を生徒指導の教員が熱弁していました。PTAも積極的なようで、ご丁寧に資料やポスターまで作り配っていました。

 僕が思うに、3ない運動は人権侵害といっても差し支えないのではないでしょうか? 自由権の侵害です。

法律で規定の年齢まで達して、免許をとって乗るわけですからそれを妨害することは誰もやってはいけない、例え内閣総理大臣が新法を発案しても許してはならないくらいしてはいけないことだと思います。

これを教員などに言うと「なに言ってる、入学のときに誓約書にサインしただろう」などといいそうですが、誓約書は半強制的です。サインしないと入学を許可しないと脅しているわけですから。そう言われればサインするしかありません。よしんばここでサインしないと粘ったところで、なんの意味もないんですから。どうせ学校に隠れて免許を取る人がいるのですから、それを把握し安全教育をするのは学校側の義務だと思います。一番多くの子供の身近にいる大人だからこそ、その身を束縛とは別の形で守ることができなければいけない。勉強なら塾で教えてもらえる、人とのコミュニケーションなら小中で教わった。なら高校はなにを教えてくれるのか?

脅しの方法と、権力まかせの服従方法でしょう。
この文章を見られた父兄の皆様、または教員、学校関係の皆様方。これを機会にもう一度「高校生とバイク」について考えていただけたらと思います。

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