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あなたのバイクにまつわる「初めての経験」は?
高校卒業後上京して半年、公共交通手段の充実している都内でも、意外と陸の孤島があることに気づいた私。 足代わりにバイクの免許を取ったのがバイク乗りとしての第一歩でした。 生まれも育ちも雪国でしたので四輪への興味と知識はありましたが、バイクの事はさっぱりでした。 はじめは「足代わり」のつもりでしたので、当時流行り始めの250スクーターが候補でしたが…。 教習で乗ったCB400SFが面白くてギア車の250へ候補を変更。 さらに教習が進んで具体的に購入を検討していたところ、教官から「自分で陸運もって行けば400の車検費用なんて微々たる物」とのささやきが。。。 いつのまにやら周りの(悪?)影響で、卒検の頃には400クラスのフルカウル車が第一希望になってました。 無事免許を取得して中古車情報誌を眺め、自宅近場のショップで非常に安く出ていたZZR400を見に行きました。 エンジンを始動してもらって、跨らせてもらい…五分後には判子を押してました(笑)。 今なら絶対やらない非常に危険なギャンブルでしたが、ショップ&車輌共に大当たり。 とんでもない幸運に恵まれたもので、何度かバイクを買い換え買い足ししながら、そのショップとは10年来のお付き合いをさせていただいてます。 そして迎えた納車の日、秋めいてきた季節らしくすっきり晴れ渡った天気に恵まれ、気分が舞い上がってしまった私は無謀にも思いつきでそのままツーリングへ。。。 駅前の書店に立ち寄りツーリングマップルを入手し、目指したのは某マンガの舞台で有名となっていた群馬県榛名山。 公道初日超初心者の私の前には「都内の渋滞」「関越高速」「峠道」の三重苦が立ちはだかります。 必死に周りの車輌の流れに乗りながら、やっとこ榛名湖畔へ。 急激に開けた視界を意識した時、それまで必死だったため見えなかった「バイクに乗らなきゃ見えない風景」に気付きました。 体の周りを「直に」流れる風、股下から「直に」感じるエンジンの鼓動。 時刻表なんか要らずに遠くへ行ける圧倒的な自由感。 私がバイク旅の虜になった瞬間でした。 それ以来全国津々浦々、気付けば47都道府県を制覇して(ショップにそそのかされてサーキットに浮気したりしましたが)尚、バイクと旅の魅力は私の心を掴んで離しません。 |
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