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バイクを手に入れた時の思い出
21歳で中型二輪免許(91年当時)を取得し、これまで5年間苦楽を共にしてきたMBX50とも別れを告げ、新車を購入することとなりました。 本心はHONDA VTZ250が欲しかったのですが、車重が重く初心者で非力な自分ではちょっと難しいかなと思い、YAMAHA SRX250にしました。 このバイク、エンジンをかけてみると、何処かで聞いたような懐かしいサウンドが流れてました。そうだ、ガキの頃オヤジが家の畑を耕していた耕運機の音と同じでした。 シングルエンジン独特のサウント゛ですね。普通はここで好き嫌いが分かれると思うのですが、僕はこの何というか、原始的というか人なつっこい、タン、タン、タン、という音にいたく惚れ込んでしまいました。 このSRX250、どちらかと言えば遅い、モタモタしたバイクだったけど、低速のトルクが太く、発進が楽だったし、山道や坂道では、4ストロークシングル独特のタン、タン、タン、というリズムで人車を力強く押し上げるようなバイクでした。 ツーリングもいろんな所に行きましたが、やはり北海道に行ったのが最高の想い出です。 このバイク3年ほど乗りましたが、ロングツーリングで高速道路を使うときは結構キツイので、HONDA CB400SFに乗り換えました。 CBはほんといいバイクで、パワーや速さでは、SRXはCBの敵ではありませんでした。しかし、CB400に乗り換えて初めて、SRXの良さが分かったような気がします。バイクの魅力は、単に性能や速さだけじゃないんだということをSRXは教えてくれた様に思います。 先日、何気なく街を歩いていたら、ワインレッドのSRX250を見かけました。そうです、10年前に、僕が乗ってたのとまったく同じ色の、同じ年式のSRXです。なんだか懐かしい友人に再会した様な気がして、思わず胸がときめきました。 MBX,CB400,も良かったけど、SRX250は僕にとって最高のパートナーでした。 今またSuper Sherpaというシングルに乗っています。 |
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