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バイクを手に入れた時の思い出
１９８４年、当時高校生だった私の目に止まった一台のバイク、「ＲＺＶ５００Ｒ」。 なんと言ってもＹＺＲ５００のレプリカというのが衝撃的でした。 ２ｓｔＶ型４気筒、アルミフレーム、シートの後から出ている２本のサイレンサー。 上から見ると、まるでプロポーションがいい女性の体の様なライン。 当に一目惚れでした。 しかし、高校生が、限定解除の費用+新車の購入費用なんて持っている訳がありません。 いつかは必ず！と思いながらも、ＲＺ−Ｒ、ＴＺＲ２５０、ＦＺＲ４００、セロー、ＴＴ２５０Ｒと乗り継ぎながら、高卒で就職していたので、限定解除に通う時間が無いまま１６年もの時間が過ぎてしまいました。 しかし、４年前に公認の自校ならばと思い切って大型二輪免許を取得する事にしました。無事にストレートで卒業もできました。 ＲＺＶはもう手に入らないだろうと思っていたので、これといって欲しいバイクがある訳でもなく、１年半位はＴＴ２５０Ｒのままでした。 そんなある日、知り合いから「確か○○にＲＺＶが置いてあって、買い手を探してたよ」という話を聞きました。 詳しく聞いてみると、一年くらい前に車検を切らしてしまったオーナーが、そのまま預けていて、もう売ってくださいと言っているとの事でした。 それからというもの頭の中はＲＺＶ一色に染まってしまい、当時の想いがよみがえってしまいました。 急いでＴＴ２５０Ｒを売りに出し、足りない分はその内何かバイクを買おうと思い、少しずつ貯めていたお金を握り締めそのお店へと行きました。 程度は、電話で問い合わせていて問題ないレベルだったので即決でした。 ＲＺＶと対面した時には、込み上げて来るものがあり涙がでそうでした。 あれから、もう２年。今でも大切に乗っています。 |
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