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バイクを手に入れた時の思い出
二輪免許をとったのが高校一年の頃。 その頃は赤貧状態で食べるのがやっとの毎日でとてもバイク等買える訳も無く最初は兄貴のスズキＡＣ５０を借りて乗る程度でした。 でもどうしても自分のバイクが欲しくて解体屋さんで手に入れたバイクを修理して乗り飽きたら売るの繰り返しでし。 進学してからやっとスズキのハスラーを新車で買ったものの維持費が捻出出来ず知人に涙の売却・・・それから幾年月が流れ。 つい６年程前突然バイクに乗りたいと思い某クルマ雑誌に「ナナハンなら何でも良いから格安で」って投稿した所横浜に住むオーナーから連絡が入り完全不動品で満身創痍状態のホンダＶＦ７５０を入手しました。 それから少ないヘソクリを工面し自力でコツコツ修理する事半年。 漸く車検を取得し公道デビューを果たしました。 ＶＦ７５０が不人気車Ｎｏ１と気がついたのはそれから１年以上かかったでしょうか？ 何故なら同じ車種が走っているのをそれ迄一度も見た事が無く不思議に思い知人に聞き初めて理解出来た次第。 しかし自力で整備して判るのはこれって実に金と手間のかかった贅を尽くしたバイクですし乗り味も乗れば乗る程好きになる不思議なバイクＶＦ７５０。 「ナナハンが欲しい」そんなガキの頃果たせなかった夢が中年になってやっと現実のものとなりました。 こ れからも末永く愛用して行くつもりです。 |
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