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バイクに乗ろうと思った(興味を持った)きっかけは?
私は四輪から二輪に入った少数派です。 今から十数年前、当時四輪でラリーをやっていたので、土曜の晩は山へ柴刈りに、日曜日には川へ洗濯に、ではなくて、土曜の晩は山へ林道を走りに、日曜日には近くの河川敷へ、時にはその両方というのが多くの週末の過ごし方でした。そんなある日曜日、いつもの河川敷にチーム員の一人がモトクロッサーを持って来たのです。 それまでカブやラッタッタは乗った事がありましたが、クラッチ付きは初めてでした。それでも交代で一日中乗っている内には小さなジャンプくらいはこなせるようになり、「これはもう二輪も免許取るっきゃない」とすぐに教習所へ申込に行きました。 教習所に通い始めてからも日曜日のモトクロスごっこは続いていましたので、教習所のコーナーをリーンアウトで回るくらいはともかく、S字やスラロームでイン足を出す癖を抑えるのが大変でした。とうとうスラロームでパイロンを蹴飛ばした時にはさすがに教官から「普段何やっているんだ?おまえ」のお言葉がありました。 免許取得後もオフ車しか所有したことがなく、オン車は500kmくらいしか走っていません。モトクロスも草レースに2,3度出た事がありますが、四輪で競技をやっていたので、金銭的にそれ以上のめり込めず、今考えればそれがかえって良かったのかもしれません。 多少ブランクはありますが、細く長く乗っています。
大学入試に失敗し、故郷を離れ予備校通いがはじまった頃、ある民家の庭の片隅に年代物のオートバイをみつけました。かすかに「メグロ」と読めるそのメーカーに興味を覚え、何冊かの雑誌を開くと「読者のツーリングレポート」が目に飛び込んできました。 「面白そう!俺も乗りたい!」と思うようになり、その日からの私は「バイクに乗るために大学に合格する!」という夢を抱くようになりました。 当時は、CBX400F、RZ250/350/50、などの魅力的なマシンが(私にとっての)続々登場していた時代で、毎月バイク雑誌の発売を心の糧として受験勉強に励んでいました。そして翌春見事第一志望に合格。学生生活のスタートがバイク人生のスタートになりました。 不純な動機だったかも知れませんが、「バイクに乗りたい!」という一念があったからこそ、大学にも合格でき、今の自分があるのだと今でも思っています。そして雑誌にあったように「バイクでのツーリング」は、人生観の変わるほど大きな物を私に与えてくれたと思っています。 |
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