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あなたの事故での経験、体験を聞かせてください

Ryo

 午前11時頃、R20を新宿方面へ走っていました。片側2車線の直線で見通しは良く、そのとき周りにクルマはいませんでした。都内でも信号待ちのタイミングによって、幹線道路が百メートル以上に渡ってガラガラになるときがあります。しばらく安泰だな〜と思い、少し気がゆるんだかも知れません。

 左からクルマが出てくるのに気づきました。このタイミングでは減速が間に合わないことがすぐ判りました。右車線へ回避すると、クルマも右車線へグングン出てきます。対向車はいるので、それ以上よけられません。浅い角度で側面衝突しました。

 ぶっ飛ばされましたが、幸い打撲だけで済みました。相手のドライバーは「出る前に見たときは、車一台走ってなかったのに・・・」と話しています。甲州街道はケヤキ並木が美しい道ですが、角度によってはバイクがこの影に入ってしまうようです。昼間はライトオンしても、直接目視しないと目立ちません。

 ドライバーは「全く気づかなかった」ためか自分の非を認め、10対0の示談をまとめて治療費と修理代を持ってくれました。いい人だなと思います。

さて、教訓ですが・・・。
「障害は、自分が考えたあらゆる可能性を越えたケースとタイミングで出現する」
「安全マージンは自分の判断より多くとるべし」
「事故が飛ばす人とゆっくり走る人を区別するのは、発生率においてのみ」
「事故は人柄を区別しない」

書いてみるとセオリー通りです。これだけのクルマとバイクが走っていて、すべての事故を防ぐのは絶対に不可能です。

 今でもバイクに乗っています。その後事故には遭っていませんが、今日事故るかもしれません。しかし、その認識が大事じゃないかと思います。
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