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ピースサインの思い出

孤舟鶺鴒

元々、ピースサイン(・・・と言うか、ライダー同士が交わす挨拶(手を挙げたり、ガッツポーズしたり、手を振ってくれたり)とか)に憧れてバイクに乗るようになった私ですが、やはり旅先で同じライダー同士で挨拶を交わすことが出来るのが、何よりもこのツーリングに来て良かったなぁ・・と感じる一瞬です。

あと、とても嬉しく(と言うか、有り難く)感じるのが、同じライダー(や、中には4輪に乗った方もいましたが・・・)、すれ違う少し手前で、ねずみ取りなどの取り締まりを教えてくれる合図(ライダーならば、手をくるくる回したりとか、車の方はパッシングしてくれたりとか・・・)をしてくれることですネ・・・。

それで助けられた事が何度となくあります。そんなときは、私の方も敬礼などして、了解の相槌をうつと、すれ違う瞬間に、(ライダーの方は残念ながら顔が分からないのですが)車の方は、にっこりと微笑んでくれたりするので、そんな瞬間が、とてもいい気分にさせてくれます。

それはツーリングの思い出のひとこまとして、私自身、大切にしたい瞬間でもあります。

初老型ZZ−R

私はソロでツーリングすることが多いので、疲れてくると自分が前向きに元気を出すためにもピースを出したりします。
以前は、町を離れるとどこでもピースが出ていましたね。特に地方へ走りに行ったときは、サービスエリアを通過するときや、集団で休憩している人たちも、通り過ぎるバイクにはだれかれ構わずという感じでした。サイクリングで旅行している人や、50CCのスクーターでプチツーリングの人も、その仲間でしたね。

特に北海道は、すごかったです。両手で輪(みんなのWA!)は流行りましたし、襟裳でステップに立ち上がって敬礼された時は、こちらはどんなリアクションで返したらいいか見とれて考えているうちに通り過ぎてしまいました。返し損ねたくやしさがのこりましたが・・・

高速道路で退屈してくると、ワゴン車に近づいていって、後ろにいる子供にピースをします。この反応はなかなか面白いですよ。決まって、親か同乗者にそのことを報告するために振り返りますから。「ぼうや達、大きくなったらバイクに乗ってみるかい!たのしいぞ。」ってつもりですけど、今の子供達はなんて思うのでしょうね。

もう一つ、今は志村けんの「アイーーン」が受けます。ヘルメットを被って厳ついバイクから、いきなり片手を水平に首に当て、頭を仰け反らすか、ヘルメットを左右に振ります。(ピースでなくて済みません。)

将来のライダーに、先輩ライダーからご挨拶!!
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