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リッターバイク有用論のまえに

燃える闘魂

普段非常に紳士的な皆さんも、このテーマだとなんだか微妙にギスギスしてますね。そういう私も、立場的には「どっちかといえば好き好きでいいんじゃないの」であり、どちらかに圧倒的に賛成というわけでもないのに、なんだか不思議と「あに言ってんだよおお」という気分になるのは本当にどうしてでしょう?

ひでさんの「自分が槍玉に挙げたいものだけをあげつらう環境論」というのがポイントのような気がします。「鯨は知能が高いし、イルカは目が可愛いから食べちゃだめ」と同じ匂いがするんですよね。
正論で、理由を列挙して、「だからダメ!」と言われれば反論のしようがなく、「いいじゃんかよお、好きなんだから」と無茶も言いたくなりますよね。
環境問題に命かけた人(あまり会いたくありませんが)が、冷暖房もダメ、化学繊維もダメ、食料はもちろん有機栽培のベジタリアン、洗剤は一切不使用、電気も使わない、という生活をしながら、すべての環境破壊要因に対しての批判の一つとしてバイクやらリッターバイクのことも言うのであれば、「ああ、そうですね。ほんっとごめんなさい。でも俺はこの程度の人間なんでそこまで考えられないし行動も出来ません。出来る範囲で少しずつ気をつけます」って半分は本気で謝る気がしますが。

「昔は650でも」なんて話になってしまうと、消費電力の大きいカラーテレビなんてもってのほかだし(それでも昔の白黒より小さいか?)、もちろん電子レンジなんか使ってないんでしょうし、エレベーターなんかには勿論お乗りにならないでしょうね、とかあれ?そうするとここに書き込みされたコンピュータは完全リサイクルのパーツのみを使った特殊器材で、使い終わったら豚の餌かなんかになるから当然廃棄物なんか出ないやつですよね、とか、

うわあああ、どうしてもこういう好戦的皮肉な表現がふつふつと湧き出してきます。ほんとにこのテーマだけは・・・。
皆さんの意見読んでるとどうにも何か一言言いたくなり、書いてみると自己嫌悪です。なにか悪魔的要素があるのでしょうかねえ。

でも、いいんじゃないかなあ、誰もそれぞれ完全じゃないし、他人や環境に負担もかけてるし、それぞれ譲れない部分(この趣味が俺の生きがいなんだ、その代わり他のとこでは人並み以上に努力、貢献してるぜっ、とか)ってあるだろうし。ただ、お互い、「出来るだけ気をつけましょうよ、まあ、譲り合って、あんまり傍若無人にならずに」
じゃないでしょうかねえ。
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