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リッターバイク有用論のまえに

オン&オフライダー

こん**は、再びの登場の「なかの」、またの名を「オン&オフライダー」です。

立場も異なれば意見も異なるのは当然であり、どれが正解?というのは難しく、正解のない場合には何処を結論の落とし処にするかで悩むのはみなさんも同じでしょうね。

意見を述べる場合、直に対面しているならば、言葉と表情(感情)は一緒に伝わるのですが、HPの掲示板のように文章だけでコミュニケーションを行う場合は、感情を伝えるのは難しく、また自分の予期しない伝わり方をしてしまう場合がありますね。いつもこの点に気をつけてはいますが、自分の意見の書き込みはみなさんにはどういう風に伝わっているでしょうか?

ここに投稿される皆さんは、真面目に考えていられるはずで決して喧嘩などを売っている訳ではないと理解しています。
一喜さんも書かれているようですが、自分も意見を述べるときは、自分の意見に反対の立場で常に考える様にしているつもりです。
人それぞれ文章に多少の癖は有るものなので文体から伝わる印象が高圧的な場合も有るかも知れませんが意味や内容について反感を持たずに、先ずは内容を理解しては如何でしょうか。

前置きが長くなりましたが・・・

バイクも生活必需品としている人から趣味の一つである人様々だと思います。
それこそ排気量には関係なく仕事でオーバ750マシンに乗らざるを得ない人趣味で50ccを楽しんでいる人様々だと思います。

趣味とて環境には無関係でいられないのは、リッターオーバマシンに乗られるほどのキャリアをお持ちの方なら十分理解できていると仮定して話を進めたいと思います。(バイクより自然環境に影響が小さいと思われる登山の世界でさえ、入山規制やマイカー乗り入れ規制など環境に配慮している動きを引き合いに出させていただきますが)

ちょっとバイクの未来について考えてはみませんか?

登山者やハイカーなどの入山規制など今ある自然を次世代へありのままの姿で残す為の動きが有りますが、バイクの世界でも、排気量を小さくすることで燃料や資源を節約して、少しでもガソリン機関の延命を図ることは意味の無いことなのでしょうか?

小さいエンジンは運転時に消費する燃料が少ないのは言うまでも有りませんが、見落としがちな部品が小さいと製造時に発生する廃棄物なども小さい事を忘れるわけにはいきません。(完全に無公害で製品を作るのは不可能なことは理解出来ますよね)
消耗品や部品などもパワーが小さいければ、小さく軽く出来るので資源は少しで済み節約が出来ます。

自分の子や孫や(子供のいない方は甥や姪など身近な若い方でも)または次世代の新たなバイク仲間となるであろう人々にこの楽しいバイクに乗ることの出来る環境を
残すのは今の自分達の役目なのではないでしょうか?

既に大型二輪に乗っておられる方、自身の都合で乗り続ける方はこの辺のことを心の片隅にでも置いていて欲しい物だと思います。(本当は排気量問わず皆が心がけて欲しい物なのですが)

趣味の物とか楽しければ良いなんて考えは自己中心的な考えだと思います。
大型を操る醍醐味なんて言われますが、

昔なんて650や750で十分楽しめたはずです。技術は日々進歩しこの数十年で格段の進歩を遂げました。
が、操る人間の方は今も昔も変わりません。(平均身長が高くなったくらいかな?)
この辺で際限の無い大排気量化への動きを止めないといつか大変な事になりそうな気がします。

今大型二輪に乗っている方に中小排気量に乗り換えなさいなんて強要する気持ちは有りません。(オーバ1リッターなんて区分はあくまでも数字上の問題だと思っています。時代が時代ならオーバ750について・・・なんてテーマだったでしょうから)

ただ、バイクに乗るときは未来のバイク乗り達から資源をわけてもらっている、もしくは残してやるべき資源を少し減らしてしまったという事を誰もが心に留めて置いて欲しいと願うだけです。

皆さんの意見「リッターバイク有用論の前に」だけで論ずるにはもったいないので、再度「オーバー1リッターに対する疑問について」で論じてみませんか?
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