あるある、そうそう:Rider's Episode
- 小型免許を取りに来た農業高校の生徒たち。緊張のあまりキックに力が入りすぎて、キックしたままそっち側に転倒した。
彼は係りの人に抱き起こされ、バイクから遠ざけられた。試験はそれで終了だった。
- 中免の走行テスト。坂道発進でアクセルを開け過ぎたのか、エンジンが火を噴いた。受験者はパニックとなりバイクから転げ落ちた。
管制塔から『試験終了』のアナウンスが響いた。彼のせいじゃないのに、えらい気の毒と思った。
- 合格発表の電光掲示板。中免受験者40人ほどが集まりジッ〜と見上げた。僕の後ろの集団が『絶対に落ちたよ』って友達同士でぼそぼそ言っていた。
『発表』。
電光掲示板に合格者の番号が一斉に赤く表示された。
後ろの集団が『ウを〜!うかった〜!!!』と集団で歓喜に沸いた。自分の番号を発見できなかった僕はガックリして力が抜けた。
『間違えました。今のは不合格者の番号です。今から本当の合格者の番号を表示します』と無情なアナウンスが響いた。
集団は大いにどよめき、ガックリしてしまった。なんかヒデ〜って思う一日でした。
上記3つは、もう20年以上経ってる(2016年末)けど嘘みたいで笑ってしまいます。あの日に同じ試験場で目撃したみなさんはまだ元気でライダーやっているのかなぁ。どこかですれちがっているのかな?懐かしいな。
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