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Question & Answer(誰だって最初は、初心者だった)

Question 13 : ブレーキの上手なかけ方を教えてください。
Answer 3 : Porly

 ブレーキングは,路面の状態や周囲の状況(交通量等)によっても異なりますが,基本的なところはやはりフロント重視ということです。
 しかし、リヤがロックしてしまうのは,フロントに頼りすぎることによりリヤタイヤが浮いてしまうことによります。
 すなわち、フロントブレーキのみをかけた場合,フロントサスが縮んでリヤサスは伸びます。当然フロントタイヤに対する加重は大きくなり,リヤタイヤにかかる加重はブレーキング前よりは減少します。その結果,リヤタイヤが浮いてしまい,リヤタイヤと路面の摩擦係数が小さくなって効果的に制動しないばかりか,ブレーキパットとディスクの摩擦によりリヤタイヤはロックしてしまいます。

 これを防ぐためには,ブレーキングの際に「気持ち」リヤを早めにかけ,その後でフロントブレーキを使って止まるように練習することをお勧めします。リヤを先にかけることにより,サスはフロントもリヤも沈み込みます。その結果,車体全体が沈み込むようになり,リヤのタイヤの接地も多くなります。そのため,リヤタイヤと路面の摩擦係数も大きくなり,リヤタイヤはロックしずらくなってより効果的に制動距離を縮めることができます。
この方法は,私が大型免許を取る際に急制動で苦労していたら、指導員の人が教えてくれた方法です。

Answer 4 : つおひ

 ブレーキは、タイヤとの会話です。
 ブレーキを上手にかけるこつは、タイヤが今どんな状態かを出来る限り感じることです。よく教習所や教本で7:3だの前輪過重だの書いてますが。それはタイヤとの会話の結果としてその辺の割合または状態になるだけです。
 ブレーキをうまくかける為の練習としては、広いアスファルトの駐車場かなにかで、まずはフロントだけ次にリアだけってなぐあいでじわっとブレーキをかけてみて、ブレイクする寸前のタイヤの挙動を覚えるのが一番でしょう。このとき速度は結構出したほうがわかりやすいです。

 とにかく、単車の技能とはタイヤと地面の関わりをどれだけライダーが把握するかにかかってます。
 試験の模範解答てきな割合等の数値ではなく、結果を出すための実験を理論的に試みて身につくのが、技能です。とにかく考えて練習。これです。
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