Riders Communication Network
Mailing List



 メーリングリスト(以下このページではMLという)とは,正式にはMailing Listと言い,ML,メイルリストと呼ぶ人もいます。
 インターネット上での相互のコミニュケーションは,一般的に電子メール(email)をを使って行うのは,みなさんもご存じだと思います。他には,この I'm Riderにも設置している掲示板やチャットがあります。他にもいくつかの手段がありますが,ここでは省略します。
 この中のemailを使った意志疎通の手段を一歩進めたものがMLだと思っていただいても大きな間違いではないでしょう。
 
 メールを送るときには、宛先に相手のアドレスを記入します。しかし,グループのみんなに同じ内容のメールを送るという時などは,毎回毎回グループ内のメンバー全員のアドレスを書くことになるのはご存じだと思います。一人ずつに送るという方法もありますが,普通この方法は使わないですね。手間が大変だから。(^_^;)
 グループ内のメンバー全員にメールを送る場合を図にすると,下の図のように同報メールと言って一度に数人にメールを送ります。
メール送信
 上の図で考えると,BGLの人へ同時に下の内容のメールを送ったとします。
TO:aaa@bb.ne.jp,abc@zyx.ne.jp,111@jj.ne.jp,000@ww.ne.jp,yyy@www.ne.jp
subject: ツーリングのお知らせ
クラブメンバー各位
 **月**日に紅葉狩りツーリングへ行きます。どこかいい場所を知っていますか?

この時に,の人がA県にいい場所を知っていたとします。そして,の人はB県がいいと思っていたとら,の人がBGLへその旨を送り,BGLが他の人へ伝えるか,あるいはの人がそれぞれBGLとの他のメンバーに同じ内容を送らないとツーリングの打ち合わせはできません。そして,それぞれの人がへ返事を書く。こうなってくるとメールが飛び交い混乱する場合がでてきます。例のように6人くらいならうまく交通整理をする人がいれば何とかなるでしょうが,これが仮に100人のメンバーになればどうなるでしょう。想像しただけでも混乱しそうですね。(^_^;)
 このように多くの人たちの間でメールのやりとりをしながら同じ内容を共有することは非常に困難が伴います。そこで,MLの必要性がでてくるのです。MLでは,ある特定のグループ間でメールによる情報交換や議論をするのに便利な機能なのです。

 上記の事を例に書くと,まずBGLは同じ内容をML専用のサーバーへemailを送ります。すると,そのサーバーは,BGLの人へBGLが送った内容をコピーしてemailで再度送ります。これをML,Mail Listと言います。図にすると下のようになります。
メーリングリスト
 そして,上記の例のようにの人がそれぞれ違うツーリング先を推薦したいときは,の人それぞれが返信のemailをML専用のサーバーのアドレスへ送ります。すると,ML専用サーバーはBGLのメールと同じように内容をコピーしてすべてのメンバーへ同時に送信します。このように参加メンバーが多くてもメールの送り先は1カで済むので便利な機能といえます。

 では,このML専用サーバーは誰にでも使えるのかというと,そうではありません。あらかじめ登録したメールアドレス(参加メンバー)からのメールのみ受け付け,登録していない人からのメールはエラーとして無視します。
 
 いいことずくめのように感じるMLにも当然欠点があります。全員に必要な内容のメールが送られられてくる訳じゃなく,時として自分に必要のない内容のメールも送られてくるわけです。これは仕方ないことなので,自分に関係ないことでも話題を共用しているとおおらかな気持ちで受け止めるだけの気持ちは必要です。なお,個人同士の連絡は,個人相対で直接相手にemailを送るのがマナーです。
 
 MLの仕組みは,分かっていただけたでしょうか。では,実際にI'm RiderでやっているMLについて説明したいと思います。
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  1.  Takibi Riders Communication Network とは
  2.  メーリングリストってなに? どんなものなの?
  3.  TRCN MLって,どんな感じのMLなの?
  4.  最低限の注意事項(ローカルルール)
  5.  TRCN ML の基本的な使い方

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