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がんばれ! 交差点のバレリーナ達

Question : 「バイクが怖い」と思った時、皆さんはどうやってそれを克服したのでしょうか?

 cbrneko 

私は免許を取ってすぐバイクを買いましたが、練習はいつも誰かと一緒。バイクのイグニッションをオンにするのも一人でやったことが当分ありませんでした。

それで、ある日自分一人でできる範囲の練習をしようと思って一人でイグニッションをオンにしました。胸どきどきでした。

その後は自分のアパートの駐車場でパワーヲーク(エンジンをかけて足をペグにのせないでフリクションゾーンで歩く)をしました。まずまっすぐ短距離行って帰りはバイクから降りて後ろ向きに押しました。それを毎日10分ぐらい。

そうしたらバイクの重さや形になれました。

まだ怖いと思うことはありますが何回も転んで怪我はあざだけしかなかったし、転びはいつも立ち転びで動いていて転んだことはまだないので、私の怖い気持ちはピューンと行っちゃったらどうしようって言う怖さです。

とにかくバイクを触る機会があるたびに触って見ることだと思います。それと、乗る場合は怖いという気持ちを我慢して足をすぐペグの上にのせるといいですよ。

キャブトン 

普通二輪でおおかたの教習車はホンダのCB400だと思いますが、それを教習車用に馬力を抑え整備もきっちりされていて、「ニーグリップ」のホールド感も抜群で大変よいバイクです。

車種が違った場合でも教習に向いているバイクなのは確かです。

◆ 引き起こしは慣れとコツさえつかめれば意外と起こせます。逆に言うと教習所でコツを掴めるまで何回でもやったほうがいいですよ。
路上に出れば修理費不要な引き起こしなんてもうありません。

バイクの取り回しはシートを右の腰に引き寄せて足、腰、腕の三点で支えながら取り回してみてください。自分の方へ少しだけ傾ける感じです。
腰から離れてしまうとバランスが崩れて重心が外れて右側に倒れてきます。

 乗車したら「ニーグリップ」を意識して下さい。バイクは人馬一体の乗り物です。最初の頃は転倒を恐れてしまい、倒れた時の受身をする為にニーグリップが甘くなりますが、このニーグリップこそが低速でもバランスを取るための必須条件なのです。
上半身はリラックス、下半身はニーグリップでバイクと一体化させる。

◆ 「バイクが怖い」と思うのは路上に出れば倒すことよりまた別の怖さに変わってきます。
原付は教習が無いから本当に質が悪いですが、原付が左から右から飛び出てきたり、信号の無い交差点でバイクのスピードを見定め切れないドライバーが飛び出てきたり、急な左折で巻き込まれそうになったりと、バイクは自分自身の視野角度も狭くなりますから車とは違う怖さがあります。

◆ 教習所で習うことに無駄な内容はひとつもないです。安全確認、低速進入、危険予測など私は今でも教えてもらったことを教訓にしてます。卒業すればスラロームをできる場所も無いですし、悪いところを指摘する教官も居ません。

卒業して免許を取得し愛車を選ぶときには教習者より足つきのよいバイクはたくさんありますし、排気量も125ccや250ccにスケールダウンして車体を軽くすることもできます。

しかし路上に出れば新米ライダーです。教習所はまず新米ライダーになる為の基本のライディングテクニックを叩き込む為の場所ですから、怖さをたくさん知って悪いところは教官にたくさん怒られて、風と音とオイルの匂いを楽しみながら卒業してください。

私の場合は怖さと楽しさの両方を理解して週末ライドを楽しんでいます。
バイクは車の3倍は怖くて10倍楽しい乗り物だなぁと思います。怖さは一生克服できないですね。ブレーキが弱い古い単車なもんで(苦笑)
路上に出たら休日の早朝に交通量が少ない一車線の道でゆっくり練習するといいですよ。

長くなりましたが、教習がんばってください!


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