がる |
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DUCATI |
SUPERBIKE 749R (749cc) |
総合評価 : 100 点 |
年 式 |
2004 年 |
走行距離 |
300 km |
燃 費 |
街乗り |
15 km/リッター |
ツーリング |
− km/リッター |
長所 |
- 造り込みが素晴らしいです。デザイン、カウリング、トレリスフレーム、スイングアームなどのすべてが目を見張る真剣さで作られています。
- エンジンレスポンスがレーサーなところ。(ライダーもレーサーな必要がありそうです)
- 車体のコントロールがとっても素直なところ、挙動から動くまでが即応なこと。
- ノーマルマフラーで十分なドカサウンドなところ(社外品リプレースの必要がないかも)
- 普通に走る限り、燃費が思いのほかよいところ。
- ワープ加速ができること。(前方をしっかり見すえて…)
- 底抜けに前ブレーキが効くこと。(指先でコントロール必須です)
- インパネに様々な電子機能がついていて便利なこと。
- 腕利きライダー(このバイクを乗りこなせるライダー)にとって本物のロードゴーイングレーサーであること。
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短所 |
- 足つきが非常に厳しいです。170cmで両足のつま先がカスるぐらい高い着座位置です。信号待ちは半分オシリをずらして片足をつけます。この着座傾向はドゥカティのスーパーバイク全般の特徴のようです。(SSは両足半分ついたのですが)
- あまりに速い。人間の気持ちのリミッターが先に効くためポテンシャルを引き出せない(ライダーがレーサーならばこれほど頼もしいバイクはないと思います)
- 前傾です。半端じゃないので腹筋が鍛えられます。街乗りは腕を普通にして走れますが、ハイスピードになると自然とひじが落ちてタンクの脇にあたる位置に来ます。これ即ちタンクにべったり位置が標準位置です。(Ducati
SSよりキツい前傾です)
- 1速ギアで115km/h出るギヤ比(長所?)。渋滞はハンクラになりますが、ドライクラッチなのでコントロールが必要です(クラッチオペを換えて軽くして助かっています)
- リアブレーキはおまけ程度の効きです。
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故障,トラブル |
- 唐突にエンストすること。渋滞でノロノロ運転したり、回して走った直後渋滞に入るようなシーンで発生しました。(すぐにセルで復帰させられます)
- ニュートラルについて
ドゥカティSSのやり方と同じ方法を使えばほぼ確実にニュートラルが出ます(95%くらい?)…
停まったままNに入れるのはちょっときついかも?
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その他 |
749Rは本当に正しく使えて乗りこなせるライダーにとって名刀村正のようだと思いました。
私のレベルで749Rは、まるでクルマ初心者にフェラーリ乗せてみたという感じです。
普通には走らせられるがまるで引き出せてない、要修行と自覚しました。
400SSの方が上手く走らせられる気がします。(楽しさや感性合う気持ちよさはSSシリーズです)
749Rはすべてが早く、ためがなく、瞬間的です。人間の反射速度を鍛えるほど速く走らせられるバイクのようです。
素晴らしいバイクだと思います。志、本気度合い、ものづくりの徹底度。
意思を姿にした芸術なのかもしれません。 |
2000キロ走行後の追加インプレはこちらに
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