がる |
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DUCATI |
Superbike 998s FinalEdition |
総合評価 : 90点 |
年 式 |
2004 年 |
走行距離 |
1,050 km |
燃 費 |
街乗り |
15 km/リッター |
ツーリング |
16 km/リッター |
長所 |
1000キロ乗ったので、初期インプレをお送りします。
- 正確無比のハンドリング。(初めて経験した時感激した)
- 小さい車体に超レスポンスの998cc(かなりこわい)
- 車体が軽い気がする。749Rと似たカタログ値なのに押し引きが全然軽い
- リーンが早い。(これもこわい)
- 170cmで両足つま先がつく(うれしい)
- 道路の凹凸がなければ、超高速域で素晴らしいスタビリティ。
- Campione del mondo Superbikeと勝利の月桂樹が描いてあるのがきれい
- 前後オーリンズで変更の必要なし(ただしとても硬い)
- 998ccなのに749Rと同じ燃費。
- 石のように硬い車体。(=高荷重用)
- ノーマルのテルミで独特の排気音がする。テスタロッサの1オクターブ下っぽい音
- リアのモノアームに5本スポークのマルケジーニがきれい。
- 美しい。(直感に響く)
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短所 |
- 妥協なきハンドリング・イコール・常に本気で走らないといけない
- 凹凸で跳ねる。跳ぶ。749Rのようなリカバリーマージンがほとんどない
- 初級者にはぜんぜんやさしくない。はっきりいってムズカシすぎぐらい
- パワーがズドンと出るので、気を抜いてはいけない
- 車体が硬いためか、荷重移動も気合でやらねばならない
- 思っているより古典的で原始的なバイク。998から見ると749/999系は未来のバイクに見える
- 誰でも速くは走れない。その点、749/999系は素晴らしかった
- 値段に対する品質感はいまひとつ。(バイク本質の良さが際立つ系)
- 前傾度合いが今まで経験した中でいちばん深い。慣れるまでは肩と腕にくる
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故障,トラブル |
いまのところありません |
その他 |
バイクの免許はこれに乗るためにとりました。
始めてみたとき インスピレーションを受けたからです。
998sの乗車感覚は、MV Agusta F4と全くと言ってよいほど同じです。
違いは、剛性感(MVが上)と、寝る早さ(998が上)で、本質はまったく同じでした。
タンブリーニさんが理想とするものが、昔から変わっていないことが体感できます
749Rから乗り換えて思ったことは、749Rがロードバイクのレース味とすると、998はレースバイクのロード味というイメージを受けたことです。
とにかく、初めは749と同じペースで走るのが難しく、特に100km/h程度のワインディングは749Rのコントロールの良さが圧倒的で楽しく、998はむつかしくて面白いというよりとにかく走らせるという感じでした。
998の良さは超高速域のようです。160以上で旋回するようなシーンでは749は前輪荷重が抜けるようなアンダー気味になりやすかったのですが998は荷重をかけるほど吸い付くように旋回して感激しました。
つまり、思いっきり行け! というバイクのようなのです。(こわい)
SBKに本気モードを求める方には、文句なしでおすすめです。
SBKにわずかでも多様性を求める方には、749/999系がおすすめです。
どちらも後悔しないと思います!
今回は998sFEの1000キロインプレをお送りします。
また、ナラシが完了した頃 インプレをお送りする予定です。
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