Ryo |
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YAMAHA |
TZR250R |
総合評価 : 99点 |
年 式 |
1991年 |
走行距離 |
21,500 km |
燃 費 |
街乗り |
15 km/リッター |
ツーリング |
16 Km/リッター |
長所 |
- まず、エンジンやフレーム、タイヤといったあらゆる構成要素の面白さをピュアに体感できる。
- 軽い。取り回し、切り返しなどヒラリとこなせる。そこに2ストの加速力と金管楽器のサウンドが加わり、気分まで軽く「振り回せる」。
- ひとっ走りして帰ってきたとき、「いや〜、今日も走ったゾ!」と爽快な気分が味わえる。
- デザインがスレンダーとグラマーの中間あたりで、所有感はまさに「恋人」のそれ。研ぎ澄まされ過ぎてちょっと繊細なところがあるが、それが「生きた馬を駆る」ような快感を与えてくれます。
- ハンドリングはピカイチ。きちんと体重移動などの入力をすれば確実に答えてくれます。素直で切れ味鋭いハンドリングです。
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短所 |
- 当然サスが堅いので、路面からのどんな小さなインフォメーションもビンビンに伝わってくる。攻めているときはいいが、そうでないときは疲れる。
- ポジションもきつい。
- 長距離を走ったあと、「心地よい」どころではない疲労感がある。
- 繊細なところがあるので、耐久性はいまいち。中古で買うときは注意が必要。
- 部品が高い。転倒してアッパー、アンダー片方のカウルを換えたら7万円近い出費になった。
- 電装系が弱いフシがある。
- いいかげんな運転をすると、途端に曲がらなくなる。常に気合いが必要?
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故障,トラブル |
2万Kmに達する頃、バッテリーが上がりやすくなったので交換しようとバイク屋に行ったところ、発電器が壊れていたおり5万円近くかかった。
しかも「あまり出ない部品」だったせいか、届くのに3週間もかかった。 |
その他 |
繊細でパワフルなジャジャ馬。面白いことこの上ありません。
エレクトロニクスによらない「バイクのメカニズムと機能」を体感したい方にはピッタリです。ゆっくり気楽に走りたい方は、間違っても買ってはいけません。
点数は純粋に走りだけを評価したものです。 |