| hikariniatumaru | 
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| YAMAHA | 
TW225 | 
| 総合評価 : 70点 | 
| 年 式 | 
2001年 | 
| 走行距離 | 
28,000 km | 
| 燃 費 | 
街乗り | 
32 km/リッター | 
| ツーリング | 
38 Km/リッター | 
| 長所 | 
初めに、車体フルノーマル、身長179cm体重75kg、28歳男のインプレです。 
 
足つきがいいとか、燃費がいいとか、どこにでも書いてありそうなことは省きます。3年間乗ってきて分かったことだけを書きます。 
- 林道に行けます。
 
タイヤをダンロップのK180に替えて乗ってます。林道もガレ場でなければ走れます。ですが速くはありません。トレッキングやゆっくり景色を楽しみながら走るには十分です。山梨県内のツーリングマップルに記載のある主要な林道であれば問題ありません。レースなんかの速さとは無縁ですが、林道の踏破を目的としたツーリングであればこなせます。 
  
  
 
- トルクが厚い。
 
エンスト知らずです。極めて低速でもノッキングはすれどなかなかエンストしません。渋滞や山でも安心して乗れます。 
  
- 故障知らず。
 
消耗品以外で故障したことが無い。空冷シングル250cc恐るべし。本当に故障しない。あるのは自分が長い間乗らなかったためにバッテリーが放電しきったくらい。でもキックがあるので問題なし。 
  
- 直進安定性、カーブでの安定性高し。
 
荒れ気味の舗装路でもまっすぐ走ってくれる。カーブでも安定してる。ただし速く曲がれるとかスピードが乗るってこととは別。純粋に安定して走れるという意味。こける気がしない。 
  
- 頑丈。
 
こけても破損しにくい。とにかくヘビーデューティ。そういう意味でジェベル200なんかと似てる。 
  
- その他
 
燃費がいい。社外パーツたくさん。お尻痛くならない。小さいから林道で安心できる。アンダーガード。キック付き。スカチューン連中がビッグスクーターに乗り換えてくれたこと。
  
 
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| 短所 | 
- 林道に行けるわけであって楽しいのかといわれると疑問。
 
速くもないし、楽しいのかと言われると疑問符も付きかねない。そこに疑問をいだいちゃうとこのバイクの存在意義がかすんでしまう。なので、気にしないようにしてる。 
  
- 速くない。
 
速さを求めるのは酷。最高速は115〜120km/h。 
  
- 風圧にめげる。
 
乗ってる体勢が風をもろに受ける姿勢。下道では問題ないけど高速は本当にキツイ。90〜100km/h巡航が安楽。ロングツーリングからの帰りの高速はトラックの後ろで風をよけながら走るのが無難。 
  
- ロングツーリングがつらい。
 
体力ないと言われればそれまでだが、1日300kmも乗るとぐったりする。81、91乗り回すと家に帰って何もやりたくなくなる。中型大型のネイキッド、ツアラーならもっと楽に遠出ができるはず。もしくはビッグスクーターとか。とにかく遠出して一番くるのは振動からくる痺れと風圧で奪われる体力。 
  
- 長身、足長い人は要試乗。
 
履く靴やブーツによっては右足が窮屈で置き場に困る。シート高が低いこととトレードオフだけど長身にはつらい。ケチらずフルサイズのオフ車買うべき。 
  
- その他
 
絶版車ゆえパーツ供給が終わると困る。タンク小さい。他人に自慢できない。有料道路の料金所の方に『125cc?』と聞かれるくらい小さい(乗ってる人間がデカイということもなくはない)。
  
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| 故障,トラブル | 
無い。 
頑丈。壊しようがない。だから乗り換えのタイミングも見つからない…。 
ただし、オイル交換は1000km毎、チェーンの注油と張りの調整、空気圧チェックは都度都度やってる。 
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| その他  | 
実用性に重点を置けばとてもいいバイク。経済的だし、日常の足以上に遊べる。ただ、自分は20000km位から飽きてきたのも事実。 
 
舗装路を走りまくって一度飽き、林道に持ち込むことでまた面白みを見出し、ただその林道にも疲れて飽きてくる。ここが20000km時点。 
 
もう手放してもいいかなと思って、色んなバイクを試乗して改めて良さを見出したのが今の28000km。遠出もあまりしなくなったし、気合を入れて林道に行くなんてこともなくなった。でも、行こうと思えばいつでも酷道や林道に持ち込める、通勤にも使える、そんな汎用性の高さからもうちょっと乗ろうかなと思える。 
 
週末気負わずふらっと乗ると『こいつこんなに乗りやすくて気持ちよかったんだ』とか目からウロコが落ちる感じ。 
バイクに乗ることが目的の人生じゃなくて、バイクがそばにいる毎日が送れるしあわせくらいは教えてくれる、そんな存在。まぁ、かっこつけすぎかな。 
 
  
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