| 砂利の人 | 
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| YAMAHA | 
DT200R(3ET) | 
| 総合評価 : 85点 | 
| 年 式 | 
1988年 | 
| 走行距離 | 
40,000 km | 
| 燃 費 | 
街乗り | 
28 km/リッター | 
| ツーリング | 
28 km/リッター | 
| 長所 | 
- 当時の競技用モトクロッサーYZとソックリの形と色。
  
- 元気なエンジンと素直なハンドリング、性能を引き出しやすい自然なライディングポジションで、オフタイヤでもオンロードバイクと互して走れる、というかレプリカを追い回せる。
  
- パワーやサス性能、重量などの個別の性能では他社のトレールの方が優れていたりするが、性能のバランスがいいのでオフロード能力が高い。
  
- ヤマハの2stは、デキのいいYPVSのおかげか変にピーキーなところがなく、カッ飛ばすだけでなくトレッキング走行もそつなくこなす。6速60km/hで流せて燃費もすごくいい。
  
- 幅が広いシートで長距離もOK。ツインラジエターのせいかオーバーヒートにも強く、意外な最高速も含めて真の万能機。
  
- 新車価格36万円ほどと、当時のレプリカ(‘87 TZR250:56万円)と比べても性能のわりに破格に安かった。(参考:2025年6月を現在として)
  
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| 短所 | 
- あるかなぁ?ヤマハオフロード全般の傾向かもしれませんが、フロントが軽いので砂利道で油断しているとフロントがすっぽ抜けて転倒します。ちゃんと前に座ろう。
  
- 同じ時代の他社の2stトレールバイクに比べてパワーが少ないので、ヨーイドンすると負ける。
  
- 現代の水準と比べるまでもなく、80年代オフバイクはフロントブレーキの効きが甘い。ヤマハは甘い方ですね。パッドの銘柄で解決しましょう。
  
- 公道オフ車全般の話でもありますが、ジャンプの着地で保安部品類が暴れて派手に「ガッシャーン」というので精神衛生によくないです。ジャンプするなら高くではなく遠くに飛ぼう。
  
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| 故障,トラブル | 
あまりにも元気に走るので調子に乗ってカチ回していたら焼き付いた(2回)そのくらい動力性能が痛快。 
 
フロントが効かないのでリアブレーキを多用することになりますが、限界までパッドが減るとブレーキパッドがホルダから脱落する。 
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| その他  | 
あまりに万能なので、80年代後半〜;90年代前半に何か一台買うのならベストな選択だった思います。 
 
しかも乗れば楽しいのでバイクそのものを好きになれる名機かと。 
 
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