SYLPHIDE |
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YAMAHA |
YZF-R1 |
総合評価 : 96 点 |
年 式 |
2008 年 |
走行距離 |
4,000 km |
燃 費 |
街乗り |
15 km/リッター |
ツーリング |
17 km/リッター |
長所 |
友人のバイクと自分のバイク(R1000)を交換して乗り較べた際の感想です。
- 超高回転型エンジン。
全くストレスを感じさせずに14000まで吹け上がっていくエンジンが最高に気持ち良いです。思わず峠でも回しきってしまう、危険と魅惑に満ちたエンジンです。
- ヤマハハンドリング
この機種も例に漏れず、ツボに合った乗り方をすれば面白いほどに開けて曲がれます。この曲がり方が忘れられなくてYAMAHAに乗り続けてしまうのもわかります(笑)
- 意外と柔らかい足
峠道での荒れた路面での吸収性はR1000より良く、バネレート自体も低いようです。乗り心地は間違いなくこちらの方が良いです。
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短所 |
全て、長所の裏返しになります。
- 超高回転型エンジン
峠で、R1000が2速や3速で曲がるコーナーを同じように2、3速で入ったところ、立ち上がりでトルクが無くそのままイン側のガードレールに突き刺さりそうになりました。
また、ペースが上がってくると、一つ高いギヤではトルクが足りず曲げられません。峠道でもカチ回さないと気持ちよく走れないのはどうかと・・・
また、低速トルクが無いのをローレシオでカバーしようとしている為、それが裏目に出てピークパワー時にリフトしやすいです。
- 柔らかい足
サーキットではバネレート不足です。R1000が公道でも楽しめ、それでいてサーキットでも問題無い足なのとは対照的に、すぐに残ストを使い切ってしまいます。
イニシャル云々ではなく、バネレートが足りていません。(換えればいいだけなのですが)
- ヤマハハンドリング
一人で走っていて自由にラインやタイミングを選べる時は気持ち良いのですが、サーキットなどで他者と競っている時には自由度が少なく、そういった時にタイミングを外すと曲がりません。
とりあえず寝かせれば曲がるR1000とはここも対照的です。
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故障、トラブル |
ありません。 |
その他 |
とにかく速いバイクが欲しい・・・となると疑問が残る部分もありますが、趣味の乗り物であることを踏まえると非常に楽しいバイクです。
意図的に速さを犠牲にして楽しさに繋げている部分もありますが、それを開発陣が断行したのも非常に良く分かります。
(サーキットを速く走りたければキットパーツを組めば良いだけです)
ただ、低速トルクがあまりにも無いのはどうかと・・・街乗りでは苦労します。
発進時の気を遣い方は600のSSと同じくらい要します。
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