fool-ace |
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YAMAHA |
V-max |
総合評価 : 60 点 |
年 式 |
1992 年 |
走行距離 |
不明 km |
燃 費 |
街乗り |
10 km/リッター |
ツーリング |
− km/リッター |
長所 |
- 唯一無二のデザインと憧れている人が多い(と思う)のか、「おっ!」っていう感じで注目される(気がする)
- くそ重い車体に関係無しに怒涛の加速をします
- 直線オンリーと思われがちだが、乗りなれれば意外と素直なハンドリングです
- シート高と重心が低いので車体が重くてもコカス気がしません
- 国内仕様はV-boostを装着するなど、カスタム次第では逆車よりも速くすることができるらしいです。(手法はV-maxファイル3で紹介されています)
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短所 |
- 重いので毎日乗るのには一々気合やらある程度決心が必要です
- 前期型(〜92’)はFフォークが細いしブレーキも2ポットで効きが今一ですレギュレーターも弱いです。
※ステアリングダンパー&社外品スタビライザーなどで補強するとかなり改善されます、ブレーキキャリパーは同じヤマハのTZR、FZR、R1-Zなど取り付けピッチが同じ4ポットの物の流用がお勧めです、が、前期XJ-R用はセンター出しの関係で不向きみたいです
- 古い車両は故障が多いので購入後の出費を念頭に置く必要があります
修理代が高いところばかり故障し易いようです。(今までいろんなバイクを10数台乗って来ましたがこんなに故障が多いバイクは初めてです)
- 車重のせいかタイヤの磨耗が早いです
- エンジンが高温になりやすいためかゴム部品の劣化が早いです。
※対策としてはサーモスイッチをZX-9Rの物に交換することでラジエターの冷却ファンが通常よりも低い水温で作動するらしいです
- バイクとして、製品として、完成度が低いと思います。
が、自分でいじれる人には豊富な社外パーツにより弱点の克服やカスタムはし易いと思いす。
- ハンドルロックにキーを抜き忘れてハンドルを切ると折れて悲惨なことになります
- リヤホイールのディッシュはU字ロックなどが使えないので不便です
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故障,トラブル |
- FフォークOIL漏れ(シール交換)
- エンジンヘッドカバーOIL漏れ(ゴムパッキン交換)
- セルモーターワンウエイクラッチ故障(部品交換)
※ベアリングが3個だけなので磨耗が早いです。必ず壊れます。
エンジンの始動性を良好に保つ(セルへの負担軽減)ことで寿命は延びます
- ピックアップコイル故障(部品交換)
※エンジンOILに浸されて高温にさらされているため壊れやすいようです
油温が高温になると火花が飛ばなくなります。
- 冷却水漏れ(ホース&シール交換)
- キャブとマニホールドの間のゴム部品交換
※エンジンの熱による影響でひび割れが著しいです
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その他 |
好きだけでは乗り続けられないと思います、でも、好きならば是非乗ってください。(修理の度に何度捨てたくなった事か・・。今は、かなり注ぎ込んでいるため逆に意地でも手放せません)。でも次は買わないと思います。
購入するなら〜93’以降の弱点が改善された物が良いと思います。
逆車に人気が集中しがちですが、カスタムするなら国内仕様が良いと思います。実際、V-boostがきくのは6500回転からですし、(社外品のBoostコントローラを装着していれば別ですが)恩恵を感じることは少ないと思います。
因みに私は国内仕様をフルタイムV-boost化しています。でも怖いからチンタラ乗ってます。俺って・・・ |