大八郎 |
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YAMAHA |
TDM900A |
総合評価 : 90 点 |
年 式 |
2005 年 |
走行距離 |
30,000 km |
燃 費 |
街乗り |
23 km/リッター |
ツーリング |
28〜32 km/リッター |
長所 |
- 低燃費で有る、下手な250ccよりも燃費が良い、どこを走っても23q/Lを切った事がない、高速3700回転巡航で32q/Lまで行った事もある。
- 航続距離が長い、20リッタータンクと低燃費のおかげで無給油で450q以上走る、満タンスタートで有れば日帰りツーリングで途中給油の必要なし。
- 軽い、満タンフル装備でも220sの軽い車重、取り回しも楽である。
- 防風性の良いカウル、オプションのロングスクリーンとナックルガードを使用しているが、顔より下には殆ど風が当たらない。
- 楽なポジション、非常にリラックスした乗車姿勢で一日700qツーリングでも疲れ知らず、足つき性を無視した角張ったシートが非常にお尻に優しい。
- センタースタンドがセンターバランス、前輪を外せば後輪が、後輪を外せば前輪が浮くセンターバランススタンド、メンテが楽。
- 各部の操作がとても軽い、チェンジ、アクセル、特にクラッチが軽いので渋滞にはまってもさほど疲れない。
- 足つきが良い、シート高が高く見た目には足つきが悪そうだが、スリムな車体のおかげか身長180pの自分は両足べったり、つま先立ちすればシートとお尻の間が5p程浮く。
- ステップの形状が絶品、ステップホルダーがマフラーに足が接触しない様な形状になっている為、ここに足を乗せる事が出来るので高速クルージング時は足をとてもリラックスさせる事が出来最高に楽。
- 特徴の無いエンジンフィーリング、2気筒独特のパルス感や振動もさ程感じず、存在感の無いエンジンフィーリングは長距離ツーリング時の疲労を大幅に減らしてくれる、解りやすく言えばズボラに乗っても適当に走ってくれるので気をつかわずバイク任せで乗れる。
- 落ち着いたハンドリング、軽いアンダーステアでコーナーでもリラックス出来る、クイックな切れ込みも無く実にニュートラルなハンドリングで有りながら狭路でのUターンやすり抜けでは軽い車重のおかげで簡単にクルッ!っと向きを変えてくれる。
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短所 |
- リヤの泥跳ねが強烈、リヤタイヤの泥跳ねが強烈、パニヤケースの鍵穴に泥が詰まり鍵が壊れた、オプションでロングフェンダーが有れば良いのにと思う。
- 冷却水ホースの取り付けが悪い、初期不良として冷却水ホース継ぎ目から良くクーラントの漏れがある、増し締めすれば止まるが出荷前にもう少し締めておいてくれればと思う。
- バンク角が浅い、バンク角が浅くすぐステップをする、オプションのセンタースタンドを付けると更にバンク角が浅くなる。
- 意味の無いシートカウルの張り出し、デザイン的にリヤ回りのボーリュームを出したいのは解るが、シートカウルの横への張り出しが邪魔、内部が小物入れや何かに利用出来るので有れば良いがただのデッドスペース、荷物を載せる時もこの張り出しが邪魔になる。
- バックミラーが見にくい、これもデザインの為だと思うがミラー形状が楕円形で死角だ多く後方確認がしにくい。
- 特徴が無い、同じ2気筒車で有るハーレーやドカの様に強烈な特徴が無い、ビックバイクのステータスやオーラを期待してはいけない。
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故障,トラブル |
特に無し |
その他 |
これと言った特徴が無く乗っていてバイクを感じさせないバイク、その為長距離走行でも疲れが少ない、ツーリングバイクとしては最高のバイクだと思う。 |