kuma |
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SUZUKI |
スカイウェーブ 650 LX |
総合評価 : 70 点 |
年 式 |
2005 年 |
走行距離 |
6,000 km |
燃 費 |
街乗り |
14 km/リッター |
ツーリング |
20 km/リッター |
長所 |
- やはり大排気量で余裕の高速クルージング!怒涛のシグナルダッシュ!250ccクラスでは、パワーモードのフォルッツァがかろうじてミラーに見える位。それもこちらがパワーモードONで点になってしまう。
- デカイ車体の割りに足つきはいい、身長173センチで両足が付いてカカトが上がる位。片足しかつかないT-MAXとは安心感が雲泥の差。
- フロント15インチはやはり安心。スクーターだが普通のアメリカンバイク位の感覚でライディングできる。
- 低速ではタイヤの接地感も良好で、ハンドルフルロックターンも怖くなくクルンと出来る。
- マニュアルモードの6速ODは使える!高速で回転数が劇的に抑えられる。
- 電動格納ミラー、電動スクリーンは高級感が味わえる。
- ABSの利き方は自然。特に存在が気にならない。
- 外気温計はオマケ的装備だが結構見てしまう。
- ライトは明るいし、ミラー内臓ウインカーで夜は目立つ。夜間走行には自己主張が大切。
- 静かなマフラー、エンジンノイズの方が大きい位。これなら住宅街でも暖気ができそう。
- タンデムツーリングして気付いた事実。二人乗りの方がハンドリング・エンジンフィールを含めた走行性能全般が落ち着いていい感じになる。二人乗りを前提に設計・セッティングされたスクーターだ!
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短所 |
- とにかくエンブレが強烈で曲者!リアの5連歯車のフリクションだと思うが、低速でクラッチが離れる瞬間フラつく程のショックが来る。経験と慣れで何とかなる範囲だが、個人的にはこの理由だけでこのスクーターを大型初心者やリターンユーザーに絶対お勧め出来ない!スカイウェイブ650最大の欠点だ!
- 上記のフリクションのおかげで、取り回しは悪夢の一言。リアタイヤにブレーキをかけっぱなしの様な抵抗があり、250キロの巨体と相まって坂道を決して一人で押しては上がれない。
- 身体の大きい欧米人向けの設計。試しにシートに低反発クッションを固定して乗ったら、重心位置が上がって躁案性も上がった。身長175センチ以上の人が乗る様になっている感じ。
- エンジン音は下品。確かにディーゼル音に聞こえる。ちなみに加速時に聞こえてくる音は「バブーーーーッ」。
- 外気温計と時計は同時に表示される方が良かった。どっちも見たい!
- 燃費計はとりあえず付いているってだけ。誤差が激しくアテならないので見ない。
- スピードが乗ってくるとフロントの接地感が薄れる。まあ、スクーターなのでしょうがない。シルバーウィング程では無い。
- オイル交換の度に外装を外さなきゃならないのは何とかならないものだろうか?
- タイヤの減りが劇的に早い。5000キロで交換時期。あの巨体でF15R14タイヤはキャパシティ不足?
- 燃費は悪い!ひとえにフリクションのせい。これさえ無ければもう少し伸びる!
- もしかしてラジエターが小さいのかも?水温の上昇が結構早くてなかなか落ちない。
- 左ハンドル付近にスイッチ多すぎ!ウインカースイッチを探してしまう。
- サイドスタンドが出し辛い。よくカウルを蹴ってしまう。
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故障,トラブル |
ETCを装着する際、謎の電圧低下が発生。
ETCの電源を直接バッテリーに繋ぐ事で解決。
原因は不明 |
その他 |
総体的にいいスクーターなのですが、とにかく駆動系のフリクションが最大の欠点。これが嫌で乗り換えるご年配の方が多いとか・・・
オイルを添加すると良くなるらしいので、これから色々と試してみる予定です。
それと、いいリアサスが欲しいです!オーリンズにもWPにも対象無し(TT)
どこか出して下さい・・・
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