RB26DETT |
 |
SUZUKI |
SV400S |
総合評価 : 85 点 |
年 式 |
1998 年 |
走行距離 |
15,000 km |
燃 費 |
街乗り |
22 km/リッター |
ツーリング |
28 km/リッター |
長所 |
- 大型バイクのようなトルク特性と、取り回しの良さ、有機的なデザインは見る角度によっては大変美しいプロポーションであるといえます。
- 特筆すべきは燃費とパワー。平均25km/lという低燃費と、クラス最高のトルク&パワーを両立しているところが凄い。これは簡単に実現できる特性ではありません。
- またレブリミッター作動まで一気に吹け上がるエンジン、マフラーのセッティング次第で正確も変幻自在です。ZZ-Rなど4発エンジンと比較して、NSRのような鋭いスロットルレスポンスも特長です。
- ケンツのマフラー装着時は、バッフルの有無によっても、高回転型/低速トルク型の切替が出来る柔軟なエンジン。これはホンダのバイク?と思えるぐらいにトラブルもなく、ヘンな癖もなく、スズキ発・ソツない優等生です。
- 足回りはバネを締め上げてもバタつきますので、OHLINSなんかを入れると非の打ち所のない車体に仕上がります。
|
短所 |
各能力を多角形グラフで表現すると限りなく円に近い、大きなグラフになると思います。
高次元でいろんな要素がバランスしています。
しかし、突出した項目がなく、このことが逆に可愛げのないバイクという印象を与えるかもしれません。
まぁ、短所らしい短所といえばそんなところじゃないでしょうか。 |
故障,トラブル |
ブレーキレバースイッチの故障、ハザードスイッチ調子悪い。 |
その他 |
- なんでもない目立たないバイクですが、トータルの性能では400cc世界最高クラスのバイクです。ツーリングよし、スポーツよし、待ち乗りよしと何でもござれの万能バイクです。しかも非常に高いレベルで。
- 気をつけることは、5〜6000回転でのシフトアップの励行と、早めのオイル交換、あと燃料チューンとしてハイオクを入れることもオススメします。いずれもエンジンのコンディションキープの基本です。
|