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我ら素人ライダーのインプレッション/Gladius 400

SYLPHDE
SUZUKI Gladius 400
総合評価 : 95 点
年 式 2010 年
走行距離 400 km
燃 費 街乗り − km/リッター
ツーリング − km/リッター
長所
スズキ竜洋コースで行われている、安全運転講習会にてレンタルした車両です。
丸一日、講習会で使ってみての感想です。
  • エンジンが非常にトルクフル。
    街中で常用すると思われる7000以下は割とマイルド・・・というか、ビッグバイクに慣れていると「進まない」と感じる事もあります。
     (騒音・排ガス規制の為?)
    反面、7000から13000までは400ccとは思えないほどに加速します。

    トルク特性とギヤレシオが合っている為、0-150km/hの発進加速はCB400は元より61馬力のGSRより速く感じます。(実際のタイムは不明)

    12500からレッド表示ですが、何のストレスもなく13000を飛び越え、レブリミッターに当たります。
    また、クランクマスがあるのか極低速でのトルクも直4以上にあるので、発進時に気を遣うことがありません。

    とにかく非常に使いやすいエンジンです。

    650はスロットルのみでウィリーも可能な程トルクのあるエンジンですが、400でこれほど走るのであれば650は要らないと思える程です。
    尚、ハイウェイコース試乗ではメーター読み204q/h(※)まで出ました。
    400のNKでこれだけ出れば満足です。
    ※ スズキ竜洋コースにて
  • 制御が細かくなったABS。講習会でABS体験がありましたが、バンディット1250Sに比べ制御が細かくなっています。特にバンディットはリヤの制御が荒かったのですが、前後とも違和感無いレベルまで進歩しています。
    ギャップ乗り越え時のフリーズも無く、ホンダとほぼ同等と言えるレベルになっています。
  • コンパクトなライポジ。
    私は176cmある為、若干窮屈に感じる位ですが、ハンドル、ステップ共に近く、自然と手足を伸ばしたところにあります。丸一日乗っていて、お尻以外何処も痛くなりません。
  • ハンドリング
    ジムカーナもどきの講習をやって、前後輪が滑るまでペースアップしても素人には全く不満がありません。軽い車体と相まって自由自在、非常に乗りやすいです。
短所
  • 薄いシート。
    最大の不満がシートのクッションが薄く、お尻が痛くなる事です。
    足付き性を重視した結果だと思いますが、十二分に足付きは良いのでもう少し厚くして欲しいです。
    650はもう少し厚いのに・・・(そのまま400に使えるようですが)
  • 少ないタンク容量。
    燃費の良いエンジンとはいえ、14Lはちょっと少ないと思います。
    16〜18は入って欲しいです。
  • この機種に限りませんが、シートを外さないと使えないヘルメットホルダーはいい加減やめて欲しいです。
故障,トラブル
ありません。
その他
乗ってとにかく感じたのは「乗りやすい、乗っていてストレスに感じる物が無い」という事です。
CB400と同じくらい癖が無く、素直だと思います。

それでいて高回転域で弾けるV-TWINエンジンは無個性ではなく、飽きの来ない唯一無二のバイクです。

ただ、値段が・・・約80万円は高いような・・・

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