| ぷりお | 
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| SUZUKI | 
DJEBEL 200 | 
| 総合評価 : 70 点 | 
| 年 式 | 
2004 年 | 
| 走行距離 | 
12,000 km | 
| 燃 費 | 
街乗り | 
35 km/リッター | 
| ツーリング | 
38 km/リッター | 
| 長所 | 
- 身長174pで足つきべったり。
 - 長い航続距離。リザーブまで使えば400km無給油OK。
 - 250クラスより絶対的に軽いので、意外にオフ・獣道での走破性がある。
 - 極低速から粘り高回転までギーンと回るエンジンフィーリングが素晴らしい。一番評価したい箇所だ。
 
  
- キックが付いてる。長期間乗らないと始動性が悪くなるが、セルと併用でキックも使えば、バッテリーを弱める事無くかけられる。
 - 安楽なポジションは街乗り、ツーリングに最高。
 - 排気音が静か。物足りなく思うが、山ではローインパクトが重要。ハイカーに白い目で見られないためにも。
 - 新車乗り出し価格が25万円と激安だった。価格破壊バイクと言われてた。
  
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| 短所 | 
- 高速で最高速が伸びない。まず80kmまではスムーズに加速する。エンジンがうなりだすが、そこからさらに開けると意外な伸びを見せ100kmまでは気持ちよく到達する。
 
それ以上、エンジンがどうなってもいいと思うなら110km巡航可能だが精神的限界になる。 
まさに高速道路二輪80km制限時代のギヤ比で、現在では高速道路上に自分より遅い乗り物は存在しないと思わされる。どんなに抜かされてもジッと我慢の子に徹するべし。 
  
- ステップのポジションがツーリングライクで前寄りに付いてるため、スタンディングが非常にしずらく、とにかく疲れる。
 
スタンディングすると大きいタンクに足が当たりアクションしずらい。そのためヒルクライムではハンドルにぶら下がる形になってしまい、あっという間に腕が疲れる。 
このスタンディングポジションの悪さは荒れたオフ道や獣道では致命的だ。シートどか座りスタイルや二輪二足歩行という場面ならば問題ないが。 
  
- リアサスペンションが貧弱なので、段差、ギャップ等ではスタンディングによりショックを吸収してやりたいが、スタンディングがしづらいという問題に行く。
 
 - 大きいタンクと相まってフロントヘビー、ステップ前寄りのため、フロントアップが困難。
 - タイヤサイズが細いので。オフでのグリップ力に不満あり。
 - ハンドル切れ角が少ない。セローがうらやましい。
  
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| 故障,トラブル | 
ヘッドのオイル滲み。 
 
雨の日に乗ってなくてもリアサスがギシギシ軋むようになった。サス上部の取り付け部からと判明。知り合いのジェベル200も同じく。 
アンダーガードが無いので。エンジンの下のフレームが岩にヒットし曲がった。 
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| その他  | 
- 遅い遅いとよく書かれているが、100kmまでなんら問題無く加速する。
 
シグナルダッシュで原付にも負けるというのはしっかり回していないのではないか。 
高速走行や、胸のすく加速性能を求めなければ必要十分な動力性能だ。 
  
- 街乗り、下道のツーリングには最適。
 
またフラット林道をトコトコ走るレベルなら何も問題ない。
  
- 短所では主にトレッキング性能の不満点を挙げてみた。
 
セロー・シェルパ・SLと並んでトレッキングバイク的な扱いをされる事もあるが、それらとは乗りやすさに明白な差がある。 
 
ただ、極低速で粘るエンジンと車体の軽さだけはすばらしく、乗り手の腕と体力さえあれば上記ライバル車?に迫る走破性を見せる。 
このバイクのコンセプトはタンクに「フォーツーリング」と書かれている通りだろう。 
 
  
- バイクおよびオフ初心者向け、もしくは割り切って乗れる人向けというのは正しい。
 
自分はかつて前身のSX200で日本一周をしたので、思い入れを持って乗っている。(次買うならセローだが・・)
  
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