| kuma | 
  | 
| SUZUKI | 
ジェベル200 | 
| 総合評価 : 95点 | 
| 年 式 | 
2004 年 | 
| 走行距離 | 
12,000 km | 
| 燃 費 | 
街乗り | 
32 km/リッター | 
| ツーリング | 
40 km/リッター | 
| 長所 | 
- 軽量・コンパクト!自分も他人もまったく威圧しない取っ付きの良さが最大の長所♪
 - スピードを出す事をあきらめさせる魔力を秘めた乗り味。セカンドバイクとして割り切って乗るなら、この上無い世界観を与えてもらえます(笑)
 - 構造がシンプルでメンテやカスタムがしやすい。また、いじった時の反応もダイレクトで、バイクを自分で整備してみよう!という気になる。
  
- 20年以上生産された車体なので、部品構成も熟成されまくりで分解や組み立てが非常にしやすい。メンテの教科書みたいなバイク。
 - エンジンはトルクフルで、シングルバルブにしては意外と上までよく回る。200ccとしてはですが(笑)
  
- 燃費がいい。高速+一般道往復50kmの通勤に使用しているが30km/Lを下回った事が無い(但し一般道60キロ、高速80キロ上限で走っています)。
 - ハンドリングも素直の一言。全身“スタンダードバイク”という言葉がピッタリ。
  
 | 
| 短所 | 
- みなさん言っておられる様に、5速までしか無いのが最大の欠点。
 - ジェネレーターの発電容量が足らないのか、グリップヒーターを着けた途端アイドリングが不安定になった。
 - エンジン音はカブ!ポルルルルル〜
 - ブレーキは確かに貧弱。良く効くバイクからの乗り換えると、泣く程恐い思いをする事間違い無し。
  
- スズキ車は車体を流れる電流が多いとか・・・バッテリーが早目に弱くなるのもそのせい?
 - 高回転を長時間回し続けたり、オイル管理を怠ると瞬く間に壊れてしまうガラスのエンジン。エンジンオイルが1リットル入らないのに、高速で100キロを3時間走り続けると、見た目にもハッキリとオイルが減っている。
 - 最低10年乗るつもりなので、エンジンオイルは1000〜1500キロで交換している。調子良い状態を保つには、それなりに手間隙がかかる。元々125ccのエンジンを無理やり排気量上げているのでしょうがない。基礎設計も古いし・・・
  
- エンジンと同じく元々60キロ以下で走る事を前提とした車体。なので60キロ以下で走っている分には、ブレーキの不安もとりあえず我慢できる範囲。
 
それ以上のスピードを出して“ブレーキが効かない”や“加速が悪い”と思うのは、ジェベル200には酷なのでは?と疑問に思う。その位の割り切りが必要。
  
 | 
| 故障,トラブル | 
高速道路走行中にショートしてメインハーネスが発火。原因はアーシングが外れて+ライン接触の為。不注意でした。 
トラブルは出ていませんが、エンジンのオイル管理は、このバイクに安全に乗る為の基本です。 
 | 
| その他  | 
カスタムパーツが少ないと言われていますが、SX200R以来20年以上生産されたバイクなので、純正カスタムは意外と豊富。 
兄弟車もSX200・125R、DF200・125E、DR-Z125、ヒョースンRX125、クインキーGY200等異国の兄弟を含めると多数あり、大部分もしくは一部が流用可能。 
私のジェベルも、外装をDF200Eに換装しています。 
 
クインキーGY200はリアブレーキがディスク化されました。スイングアームや各マウント形状は同じなので、手に入ればポン付け可能。フロント倒立フォークも、一部頑張れば、ステムシャフトの形状は同じなのでポン付け可能かも? 
 
TS200・125Rのフロントが移植できるのも有名。 
ジェベル250XC初期型の強制開閉キャブがポン付け出来るのも有名で試してみましたが、やはり張り付きが酷くてノーマルに戻しました。 
 
今までで一番有効だった純正カスタム部品は、SX200Rのサイドブランチ付きエキパイ。キャブをしっかり調整すれば、体感できる位トルクフルなエンジンに変わる。 
 
セカンドバイクとして購入しましたが、気が付くとジェベルばっかり乗ってしまっています。小排気量車の“扱い切れる楽しみ”を、久々に教えてくれました。純正カスタムや整備もこのバイクの楽しみの一つです。このバイクを整備する為に、トルクレンチも購入しました(笑) 
 
長く乗りたいと思っています。 
 
 |