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我ら素人ライダーのインプレッション/GSX-R125

Quizki
SUZUKI GSX-R125
総合評価 : 95 点
年 式 2018 年
走行距離 1,700 km
燃 費 街乗り 40 km/リッター
ツーリング 49 km/リッター
長所
  • 近年(2018年)のインポートモデル事情を知っている人にしか伝わらない部分かもしれないですが、内容から考えたらありえないぐらい安いです。
    欧州A1免許で乗れるフルパワーモデルが部品供給に安心できる国内正規販売で2018年現在、税込み39万円弱で手に入ることが奇跡です。
  • フラットトルクかつコーナリングもイージーで乗りやすく、現行のライバル車よりも少し速い(加速”感”が大人しいのであまり実感はわかないですけど)。扱いがうまくなったと錯覚します。
    6速2000rpmからでもほぼスナッチングなしで速度が乗ってきます。
  • ツアラーハンドルではないセパハンですがハンドルの位置が乗り手に近く、ポジションが楽で1日に300km走った程度では姿勢に起因するような疲労や痛みはありませんでした。
  • 足つきも良くとても軽いので気軽に乗れます。
  • 125ccクラスにおいてはエンデューロ、トライアル系欧州メーカーはもちろんのこと、メジャーなKTMやapriliaよりも耐久的信頼性への期待が持てること。
  • ショートストロークの4バルブDOHCエンジンとは思えないほど驚異的に燃費が良く、慣らし運転中のベスト燃費が回転数の縛りがなくなった慣らし運転後にも維持されました。
    発表当初「クラス最高の燃費性能」をうたっていただけのことはあると思います。

短所
長所がそのまま短所に…
  • 車体価格が安いが故に、RC125や125Duke、RS125(旧RS4 125)、YZF-R125、CB125Rなどの現行モデル達と比べると…
    決して劣っていたり悪いわけではないのですがそれなりの質感。
  • 誰でも乗れるような扱いやすさと楽しさがあるが故に、2stレプリカやSSの様な感覚で尖った走りを期待して乗り出すと退屈さを感じる面があるかと…。
    ショートストロークのDOHC4バルブなのでさぞかしピーキーだろうと思うと拍子抜けするほど乗りやすいです。
    でも、誰でもイージーにスポーツライドができるのはとても良いことだと思います。
故障,トラブル
シフトの入りがとてつもなく良く、ニュートラルに入れる時に速度が収まりきっていないとカウンターシャフトと1速が干渉することが極僅かにある。
その他
125ccの新車にこだわりがないのなら2018年3月現在、年式落ちの250ccの安い新車が似たような価格でまだ手に入ると思います。

現行のラインナップを見ていただければわかるのですが、Euro4で今までのモデルが軒並み生産終了となり、250ccでもほとんどのモデルがかなり良いお値段になってきたので、125ccで40万とか50万という売価でも、あまり不思議でもない時代になってきたのかなと感じます。

並行輸入のGN125系やYBR125系が不安だという方にはGSX-S125かこのバイクを推したいです。

GNもYBRも兄弟モデルに乗っていましたが、GSX-S、Rとは出来と走りのレベルが価格差分以上に違います。

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