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SUZUKI |
TL1000S |
総合評価 : 85 点 |
年 式 |
1998 年 |
走行距離 |
30,000 km |
燃 費 |
街乗り |
12 km/リッター |
ツーリング |
18 Km/リッター |
長所 |
- 倒立フォークに低いハンドルと単純にスタイルが映える
- SSじゃなくハーフカウルなので結構カジュアルに乗れる(服装的な意味で)
- エンジンは4000回転からかなりパワフルかつスムーズにレッドまで回る
- 2500-3500回転でVツイン特有の鼓動感を感じることもできる
- 早めにアクセルを開けてコーナーを抜けていく時の加速感が最高に気持ちいい
- 低回転時の排気の重低音と高回転時のエンジンのメカノイズが最高に心地よい
- 車体が400並に軽い
- 足つきは170cmで輸出仕様だとかかとが浮くが国内シートだとつく程度にはいい
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短所 |
- 純正ステダンとロータリーダンパーの組み合わせのお陰でコーナーの切り込みが独特
- 低速トルクの薄さと純正ステダンの組み合わせのお陰で低速旋回が厄介
- ロータリーダンパーは固くギャップを拾うとフロントに跳ね返る
- 水温が65℃以下だとストールしやすい
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- 街乗りで3000回転以下パーシャルで流すのが辛い
- ブレーキがやや力不足
- エンジンの熱がフレームからタンクからシートから伝わってくる
- ヘッドライトが暗い
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故障・トラブル |
純正ステダンは要チェック。オイル漏れは勿論ステーのベアリング部分とかグリス切れてると操作性にモロ出る
街乗りで酷使されてたようなタマは低速トルクないので半クラ乱用されてへたってるかも
アンダーカウル後付けされてたらエキパイやオイルクーラー見えづらいので状態をよくチェックすること
よく見る低回転のストールやドンツキは後期型であればフルエキ入っててもそこまで酷くはない
独特な曲がりにくさもリアサスリンクやステダンのグリスアップで大体まともなレベルになる
足つきは国内シートで改善できるけどエンジンからの熱はかなり増す
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その他 |
これより乗りやすいバイクは沢山あるけどこれより面白いバイクはそんなに無いですね。
Vツインで過激な味付けっていうだけでも候補は絞られるうえに駆動系が独特なので間違いなく個性的なバイクです。
個人的に昔250Γに初めて乗った時の感覚に近いです。
冷静に見るとそこまで早くもなく過激でもないんだけどそういう気分にさせてくれる。
少し乗って何だこのバイクはと思ってそのまま売っぱらえばそれまで。
どうやれば思い通りになるの?って付き合っていけば末長く楽しませてくれる。
そんなバイクです。
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