kuma |
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SUZUKI |
GSX1400 |
総合評価 : 80 点 |
年 式 |
2004 年 |
走行距離 |
3,500 km |
燃 費 |
街乗り |
14 km/リッター |
ツーリング |
18 Km/リッター |
長所 |
- 大排車に何台も乗り継いできたが、排気量・車格の割りに重心が低いので取り回しがとにかく軽快と言える。最後まで迷ったCB1300SBが重く感じた。
- 重心が低い割にはハンドリングが軽快!フレームやサスのバランスが絶妙。
- ハンドル位置・ステップの高さも個人的にはジャストフィット(身長171cm)。
- シートが絞り込まれているので、足つきはいい。重心も低いので立ちゴケの不安も少ない。
- 足つきがいいからといって、シートがスカスカな事は無い。座り心地はなかなか良い。
- シート下の収納スペースは大きい。高さに制限はあるものの、カッパ・サイドバック・着替えのTシャツ・赤男爵のバーロック・週刊青年誌位は入ってしまう。
- サスは前後フルアジャスタブルだが、基本設定が絶妙で普通に乗る分には設定変更の必要を感じない。
- タンクの形がいい感じで、ハンドリングやニーグリップのイメージを作り易い。
- ブレーキはノーマルでも必要にして十分なストッピングパワーがある。あれで不足を感じる人は、いったいどんな走り方をしているやら・・・
- 夏場股が暑いとよく聞くが、真夏の都内を走っていて個人的にはそんなに暑く感じない。V型エンジン車やフルカウル車に比べれば許容範囲だと思う。
- ハンドリングは、バイクが勝手に曲がっていくのではなく、積極的に自分で曲げて行くタイプ。とにかく乗せられているより乗っている感じがして楽しい。
- 独特のゴリゴリ回る油冷エンジンフィーリングは、4発なのに1発1発の爆発がアクセルを伝わって掌に感じられ、ツインエンジンみたいにコーナーでタイヤが地面をゴリゴリ蹴っている感じも伝わってくる。
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短所 |
- 塗装は安っぽい。色や質感に艶感が無い!不満だ!
- 某車にソックリと言われているデザイン。機能重視はわかるが、各パーツデザインの組み合わせが雑で、全体的なデザインの一体感が取れてない。
- エンジンに鼓動感があるという事は、ハンドルにそれなりに振動が伝わって来ると言う事。
- 燃費は排気量があるのでまあこの程度か・・・
- リプレイスマフラーに交換すると、FIのドンつき症状が現れる。某カタロク誌にも書かれていたが、マフラーによってガラリとエンジン特性が変わる。マルラーに特性調整依存し過ぎなんじゃん?
- 最大の欠点は、排気量・車格の割りに“所有感”を満たさない事。とにかく、乗り手にも他者にも威圧感を与えないバイク。いいのか悪いのか・・・
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故障・トラブル |
- エンジン左下部よりオイル染み(とりあえず様子見中)。
- ブレーキスイッチ故障によるヒューズ切れ(たかだか2年で出る症状?)。
- バッテリーケース破損(中古購入時、修復跡があった)。
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その他 |
久々に乗る日本車、やはり各パーツが日本人向けに造ってあって乗り易いです。
見た目の質感はライバル車に劣りますが、乗ったら目からウロコ間違い無しのバイクです。
みなさんも試乗車を見つけたら、一度だまされたと思って乗ってみる事をオススメします! |