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我ら素人ライダーのインプレッション

徳田信之助
ベルガルタヤマハ SZR660
総合評価 : 100点
年 式 1996年
走行距離 7,000 km
燃 費 街乗り 24 km/リッター
ツーリング 26 km/リッター
長所
  •  100ミリのビッグボアが生み出す圧倒的な瞬発力。スタートダシュではオーバーリッターバイクより速い?
  •  250クラスと同等の、コンパクトな車体は最大の武器。倒し込みでは抜群の切れ味が楽しめる。
  •  レーサー張りのデルタボックスフレームも、ブレンボの足回りとブレーキもパワーに完全に勝っていて、全身剛性の固まりといった感じ。
  •  前傾はきついがハンドルが近いため、ツーリングでも意外と疲れない。逆にポジションがコンパクトすぎて、長身の人にはつらいかも。
短所
  •  ハングオンができないとまともに曲がらない。
  •  ビックシングルのスパルタンな部分のみを追求したバイクなので、普通に乗るだけでも車体の重心位置やエンジンなど、このバイクなりの特性を理解して乗らないと とても危険。初心者の方がいきなり乗ると、バイクが嫌いになるかも。腕に覚えのあるライダーであれば逆に長所。
  •  低すぎるレッドゾーンの設定。7000rpmからではエンジンが泣いている。せめてあと1000回転あれば・・・。
  •  この手のバイクに共通するが、ハンドルの切れ角が少なくUターンは大の苦手。
その他
 タンクにはYAMAHAと書いてありますが、正真正銘のイタリア車です。
 逆輸入車ではなく輸入車なのです。ちゃんとベルガルタヤマハと言う正式なブランド名があり、車体のあちこちにイタリア語?かなにかで書かれたプレートなどが張ってあります。知名度が低いせいかも知れませんが、巷のライダーがこのバイクを見る時「お!あのバイク何?どこのメーカー?・・・なんだヤマハか」と言う目で見られてしまいます。それがまた面白いのですが。
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