ジュゼッペ |
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MOTO GUZZI |
V11 |
総合評価 : 90 点 |
年 式 |
2002 年 |
走行距離 |
13,000 km |
燃 費 |
街乗り |
13 km/リッター |
ツーリング |
18 km/リッター |
長所 |
- 好みの問題ではあるが、とにかくスタイリングが良い。一目でイタリアンと解るし、エンジンの異様なメカニカルさと、タンクシートの美しさのギャップが面白い。
- エンジンは低速からマナー良く、昔のデロルトキャブのイタ車とはエライ違い。2000〜3500で流し走行。5000〜で途端に元気が出、そのまま8000まで一気にフケ上がります、トップでやると230キロは出ますのでOHVとしてはかなりの俊足といえます。また、回して行っても、エンジンはドコドコ感をキープし続けるのだが、その鼓動が不快な質のものではない。
- タンクがポリ製でサビない、塗装もスクラッチが出ない、イタものらしく、ブレンボキャリパー標準装備でなんとなくウレシイ。
- ポジションは程良い前傾でロングでも疲れにくく、シート厚も十分。
- インジェクションは始動性抜群、コールドでもストール一切なし。
- シャフトはほぼメンテフリーで楽。
- 排気音がノーマルでもキチンとツインの音を奏でる。
- 高速コーナーが最高に楽しい。
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短所 |
- とにかく造りがテキトーだし、ボルト類がやたらと錆びる。
- 慣れの問題ではあるが、インジェクションのドン付きとシャフトのダイレクト感。ツインの過大なエンプレがイヤになる人はいるだろう。
- バイクという機械といかに向き合うかの問題だが、タペット調整やインジェクションのバランスをコマメに見る必要がある事を面倒だと思う人もいるだろう。
- リアショックにハネ上げたドロ水がブチ掛かるので、シールが心配。但し、簡単な加工で解消した。
- インジェクション車ゆえバッテリー命だが、このバッテリー、新品で24000〜の代物。マメな補充電が必須。
- 少量輸入車ゆえか?性能、装備、造りに対して、価格が見合っていない。
- 椿のような、キツい峠は苦手。
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故障,トラブル |
- ミッションリターンスプリング折損でシフト不能。
- エンジンケースの塗装がバリバリ剥がれてきた。処置無し。
- スロットルボディがインマニから脱落した。
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その他 |
BMWじゃあ実用車すぎるし、ドカじゃ疲れそう。かと言ってビューエルもなあ〜。という人。グッチに乗ってみて下さい。2002以降のモデルならトラブルも皆無です。こんなに面白くて使えるバイクなのに、全然売れないってのはなんでだろ? |