ぜふぃちん |
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BMW |
R1200C インディペンデント |
総合評価 : 65 点 |
年 式 |
2001 年 |
走行距離 |
10,000 km |
燃 費 |
街乗り |
12 km/リッター |
ツーリング |
18 km/リッター |
長所 |
- 見た目の派手さ。
水平対向エンジンでエンジンのシリンダーが左右に出ているので、存在感大。
- 制動力。ノーマルでブレーキはブレンボ。
ABS+CAT搭載。ぴたりと止まります。テレレバーフロントサスペンションは初めて乗った時に大感動。
ブレーキの後フロントフォークがほぼ沈み込まないので、バネの戻りでバランス崩してこけるなんてことはありません。
- 曲がりやすさ。ボクサーエンジンの低重心のおかげで、峠でも意外と曲がるので楽しいです。
もちろんツーリングの範囲内で。攻められるわけではありません。
- ハンドルの軽さ。
レレバー式のフロントサスのおかげでフロントの重さがなく、大型アメリカンにありがちな低速でちょっとハンドルを切ったらハンドルの重みで切れすぎて転倒なんてことはないです。
- エンジンの静寂性 80km/h超えるとエンジン音がしなくなります。
風切る音と、道路の凹凸をタイヤが拾う音しか聞こえなくなります。
音疲れしないので私は長所に入れましたが、人によっては短所かも。
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短所 |
- 燃費の悪さ。ハイオク指定であの燃費は少々痛い。
- アイドリング中のエンジンの鼓動。縦置きエンジンなのでアイドリング中車体が左右に揺れます。走ってしまえば問題ないです。
- エンジンブレーキ。急激なエンジンブレーキを掛けると右にぶれます。
特にリアは左にケツを振るのがわかるほど。ブレーキが優秀だからちゃんとブレーキで減速してからシフトダウンがお約束
- 半クラッチ不可。正確には乾式クラッチのため高回転での半クラッチ不可。
デフォではクラッチの遊びもほとんどなく、ほぼオンとオフ。
渋滞だと結構つらいです。
- オプションパーツの少なさ。たった4年でなかったことになっているモデルなので純正も少ないけど、社外品はさらにない。
自作できる腕が無いとつらいです。カスタムは非常に不向きです。
- 足が熱い。むりやり?アメリカンスタイルにしているので足の置き場がエンジンのシリンダー付近。
夏の一般道は足がきついが、冬場は暖かい(笑)
- エンジンの振動 水平対向エンジンは音はお互いのシリンダーがかき消しますが、振動は消しません。
風圧がきついので100km/h前後が快適なバイクです
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故障,トラブル |
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その他 |
ハーレーでもなく、BMWらしくもないスタイル。アメリカンバイクは好きだけどハーレーはちょっと。。。という人が乗るバイクとでもいいましょうか。。
BMWらしさの4点(1)ボクサーツイン、(2)テレレバー式サス、(3)乾式単版クラッチ、(4)シャフトドライブなので、ライディングポジション以外はBMWらしい乗り味。
65点は客観的につけた点数です。よく言われるのが、友人ライダーから「すごいバイクだけど乗りたいとは思わない」と言われるからです(苦笑)
メッキパーツ多用で、よく言えば磨きがいのある、悪く言えばよっぽど好きじゃないとやってらんないバイクです。
正直このバイクがカッコイイ!好きなんだという人以外には全くおすすめできません。
私はどうしても乗りたかったので、短所も含めて120点です。
一生モノのバイクとしてじじいになっても乗って行きたいと思います。
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