DADA |
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BMW |
R1150RT |
総合評価 : 85 点 |
年 式 |
2004年 |
走行距離 |
5,000 km |
燃 費 |
街乗り |
− km/リッター |
ツーリング |
− km/リッター |
長所 |
- BMWの作り込みの高さと品質感は国内メーカーを凌駕し、所有する者の優越感を必ず満足させます。
- ヘッドライトレンズカバーはプラではなくガラス製で高級車を感じさせてくれます。フロントフェイスを見る度、顔がにやけます。
- 走りに関してはテレレバー、パラレバーサスの秀逸な出来映えが、私のような親父ライダーでもコーナーを軽快に駆け抜けてくれます。
- ボクサーエンジンの低重心とカウリング効果は絶大で、高速走行の安定感や横風にびくともしない走りを約束してくれます。
- スクリーンサイズも絶妙で、電動調整でヘルメットのおでこから上を風が抜けていき疲労感を大幅に軽減してくれますし、
- グリップ部なども見事にカバーしてくれます。冬でも夏用のグローブでOK。(ただしグリップヒーター付けてですが)
- スクリーンを本国純正オプション?のロングスクリーンに交換装着してみましたが、全く必要ありませんでした。逆に上まで上げると風の巻き込みが生じ、かえって疲れました。
- ボクサーエンジンは好みが分かれるところですが、インライン4ばかり乗り継いできた私にとっては初めは物足りなかったですが、慣れてしまえば大人の走りができます。
- また、エンジンが横に張り出されてるにも関わらず、立ちゴケしてもグリップエンド、ミラーカバーなどほとんどキズが付きませんでした。これにはビックリしました。
- メインスタンドの軽さにもビックリしますよ。50kgの女性でもスタンド掛けができます。(ちょっと大袈裟かな!?)国内メーカーは見習ってほしいですね!
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短所 |
- なんと言っても重量です。300kgあるバイクは取り回しにものすごく気を使います。
- 走り出してしまえば、国産のリッターネイキッドバイクより遥かに軽いのですが、車庫入れ出しで2回ほど立ちゴケしました。どうにか一人で起こす事はできましたが、ふっ〜やれやれ。(因に173cm、85kgの力に自信のある私です)
- 左側パニヤケースを外して押し歩きすれば不安になる事は多少なくなる様ですが、300kgはやはり300kg、覚悟が必要です。
- シートは日本仕様で3段階に調整可能ですが、私の身長(上記)だと中間がベストです。
- 下段だと足付き性は良くなりますが、ステップ位置が近くなりバイクコントロールがしにくくなります。
- しかしシートの出来は期待した割には良くないです。2時間走るとケツが痛くなりました。TMAXのシートの方が出来がいいです。3時間走れます。CB1300(02年式)はもっと痛くなりました1時間が限界・・・まぁケツの形にもよりますね!)
- ホーンが大げさすぎますね。BMWのクルマと同じです。バイクはバイクらしい音量音質がベストだと思います。
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故障,トラブル |
さすがにBMW。特にありません。
ただ点検整備の工賃、実費やBMW会費など経費が国内メーカーよりかなり高くなる事は覚悟してください。
それもステータスと考えられれば問題ありません。 |
その他 |
実は最近手放してしまいました。やはり重量が一因になりました。
しかし走りに関してはBMWは万人に受け入れられますし、事実最高の出来映えだと思います。
これからは軽量化に期待しますね。
ドイツ人のドイツ人によるドイツ人のためのバイクから、日本人のための日本人仕様が発売される事を期待します。
重量を気にしないライダーの方には絶対にオススメです。
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