774RR |
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DUCATI |
モンスター800Sie |
総合評価 : 80点 |
年 式 |
2003 年 |
走行距離 |
22,000 km |
燃 費 |
街乗り |
16 km/リッター |
ツーリング |
20 km/リッター |
長所 |
普段はフルパワーのKAWASAKI ZX-10Rに乗ってますので、それとの比較も込めて。
- 程よいパワー
馬力の差が100以上ありますが、803cc二気筒という事が理解できればストレスは感じません。
高速の追い越しも楽々ですし、シグナルダッシュで四輪を簡単にミラーの点に出来ます。
- 排気音と鼓動
何と言ってもこれに尽きます。
エンジンの主張がいい感じですが、もう少し主張が欲しいところです。
ちなみにマフラーはノーマルです。
- 気軽に乗れる
このモデルは湿式クラッチなので、神経質になる必要はありません。
国産ネイキッドよりは前傾がキツイですが、セパハンに比べるとかなり楽です。
シートをモンスター400用に変えてますので、両足べったりです。
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短所 |
- 維持費はやはりそれなりに掛かります
イタリア製の大型空冷バイクなので、オイルは良いのを惜しみなく入れてます。
オイル交換は1回1万の覚悟です。
ブレーキもブレンボなので、前後パッド交換で2万掛かりました(まだ安いほうです)。
- タンデムシートはおまけ以下
タンデム部のシートが滑りやすく、さらに後方へ傾斜してるので、
人を乗せる勇気がありません。常にシングルシートカバーを装着しています。
- 故障と思う位の振動
私は「鼓動」と感じて気に入っていますが、
四気筒の経験しか無い人が乗れば振動にやられるかもしれません。
ギア比もハイギアードで、3000rpm以下の巡航は壊れそうで、精神的にも悪いです。
1速20km/h以下は半クラ必須で、ギクシャクします。
4気筒の感覚で発進すると、必ずエンストします。
- 少ないハンドル切角
ネイキッドとは思えない程少なくSS並みです。
車体が軽く、バーハンなので取り回しにはそこまで苦労しませんが。
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故障,トラブル |
ツーリングの帰りにクラッチレリーズのピストンが粉砕。
DUCATIでは定番のトラブルのようです。
国産品に変えて解決。
メーターのハイビームランプ(LED)が故障。
振動で取れてたのでハンダ付けをし直して解決。
Fブレーキスイッチのコネクタ部が腐食してたので交換。
バイク屋曰く、イタリア人らしい作りだったそうです。
前のオーナーさん所有事、人にバイクを貸してコケ、ハンドル部でタンクが凹みました。
ハンドルバーを前方に倒してタンクとの間に隙間を確保し解決。
タイミングベルト交換時、発送元(イタリア)のミスでモンスター900用が送られてきました。
結果、数日で済むはずが3ヶ月掛かりました。
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その他 |
ツイン・ちょい前傾・ロードスポーツバイク・赤
自分の理想を揃えたバイクです。
21世紀のバイクとは言え、既に7年選手で2万kmを超え、
それなりに故障が出てきてお金が掛かります。
1度手放しましたが、あの鼓動とスタイルが忘れられず、結局買い戻してしまいました。
少なくとも、次の車検まではコイツと付き合っていくつもりです。
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