HAL |
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BMW |
K1200RS |
総合評価 : 98 点 |
年 式 |
1999年 |
走行距離 |
5,000 km |
燃 費 |
街乗り |
13km/リッター |
ツーリング |
16km/リッター |
長所 |
- どこにも無い独創的なエルゴノミクススタイリング、ハンドル高調整、シート2段階調整、フットレスト・チェンジペダル2段階調整で納車時にディラーで細かい調整をしてもらい、あつらえた様に自分にぴったりです。
おまけにスクリーンの傾斜角度をワンタッチで調整可能で市街地と高速走行時で角度を変えて使っています。
- アルミダイカストのモノコックフレーム、フロントテレレバーサスペンション(一本サス)、リアパラレバーサスペンション(一本サス)、シャフトドライブながら片持ちスイングアームなど、新機構がふんだんに採用されたフレームテクノロジはメカ好きの自分を満足させしなやかな乗り心地を与えてくれます。
特にテレレバーサスは挙動変化を押さえ、長距離走行での疲労軽減に効果を発揮します。実際、R1と400kmのワインディング中心のツーリングに行きましたが、帰りもこちらは鼻歌交じりの余裕でした。疲労感がぜんぜん違いました。
- エンジン特性は低速から粘りがあり、市街地では3〜4速でオートマの様なラフな運転が可能です。高回転も国産のような軽さはありませんが振動も無くスムーズに上がって行きます。バックミラーが振動で見えなくなる事など皆無です。
- ウィンカーのオートキャンセルが大変便利です。(40Km以上で自動キャンセル)
- グリップヒーターは冬に効果抜群、手先の暖かさはライディングの余裕につながって行きます。
- 前・後輪独立ABSは、コーナリング中に濡れたマンホールのふたを踏んだときなどに効果的に作動します。
- オートチョーク付きのインジェクションは優秀で真冬でも一発始動です。
- 低重心なのでとりまわしが楽。メインスタンドも280Kgもあると思えないくらい軽い。
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短所 |
- エンジン音は水冷のくせに、国産の空冷よりもガラガラとうるさい。(振動はありませんが・・)
- インテグラルケースの利用を前提にしているため、小物入れが小さくカッパを入れるスペースもありません。
- 前から見たらバットマンみたいで好みが分かれます。
- 車軸が長いので小回りは苦手
- HDみたいに女の子には話しかけられない。(「おっBMだね」とおじさんに話しかけられる)(~。~;
- 盗難が怖いのでどこへでも気軽にって訳にはいきません。
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故障,トラブル |
- 2回ほど他愛ないクレームがあった。[私の愛機では問題無しでした](これなら国産にだってあるだろうって感じです。)
- 他は特に無し
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その他 |
- 値段が高いだけあって、初めの内はほとんどがクレームで直してくれます。
国産なら言わないような事でも文句を言ってしまうんですね。ちょっと音がうるさいだとか、ミッションが硬いとか。そう言うクレームは全部対応してくれ、直すか、直らなければなぜそうなのかをキチンと説明してくれます。(ちなみに音の問題は当たりがついてくればだんだん無くなるそうです。)
だから余計にBMWを信頼できます。なにせディーラーはBMW専門店ですから。BMWのアフターサービスにはとても満足しています。
- オーナーズクラブも組織がしっかりしていて4輪のJAFみたいなロードサービスも行ってくれます。
- BMWの本調子は5万キロからと言われています。まだまだ本調子ではないようですがおいしいところに到達するまで、大切に乗って行きたいと思っています。
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