nori |
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Harley-Davidson |
Buell XB9R |
総合評価 : 100点 |
年 式 |
2003年 |
走行距離 |
30,000 km |
燃 費 |
街乗り |
25 km/リッター |
ツーリング |
27 km/リッター |
長所 |
- OHVの鼓動感が非常に良く、低速中速域が楽しい。
- トルクの塊なのか3000rpmも回っていれば、何速であっても加速していく。
- 峠は、3速固定で全てことが足りる。
- 車重が175kgと非常にかるいため、取り回しが非常に楽である。女性でも全然大丈夫。
- ハンドリングが癖が無く非常に優秀。セルフステアでいくらでも曲がっていき、いくら倒しても不安感がない。
- ブレーキがフロントシングルディスクであるが6ポッドのブレーキは非常に効きが良く、純正パッドが優秀なのか全然減らない。
- どんな乗り方をしても燃費が非常に良い。どんな乗り方をしても20km/Lを割らない(但し、ハイオクですが)。
- 駆動がチェーンではなくベルトドライブなので、ホイールが全然汚れず調整の必要がない。ベルト交換も自分で1時間程度で簡単にできる。
- ハーフカウルの為、非常に整備性が良い。
- シート下からの熱風の吹き出しに悩んでいたが、アルミの薄板を取付けにより熱風を遮断してから非常に快適。
- 空冷のため、水冷のような冷却ファンが無いので夏の炎天下の走行でも非常に快適。(但し、上記の対策は必要)
- エンジンが非常にシンプルなのか全く壊れない。国産と同等以上。
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短所 |
- 整備時、足回りがミリ工具、これ以外はインチ工具が必要なところ。
- 振動が多い為、ボルトにはロックタイトを付けないと走行時に脱落する。
- シート下は余り物が入らない。しかし、物入れのボックスを外せばカッパや車検証は入ります。
- ヘルメットホルダーは使いもにならないので、社外のホルダーを取付ける必要がある。
- V型で1個のシリンダーが大きい為、始動させる電気が大きいことからバッテリーはこまめにチェックが必要です。
- buellの会社自体が無くなり、メンテナンスが必要な時は預けるショップで悩むこと。自分は、赤男爵で買ったので困らないが。
- パーツが異常に高い。自分は個人輸入で部品を調達しており、国内で購入するよりも非常に安く手に入ります。
- ライトがプロジェクターなので、非常に暗い。自分はロー側をHIDに換装したため非常に明るくなった。
- クラッチが重い。社外のクラッチの重さを軽減するキットを付けたら非常に軽くなった。
- タンク容量が小さい。公称14Lとなっているが、給油口の下の口までだと12Lくらいしか入らない。これ以上入れると燃料がリークする。まあ200km以上は走行できるの良しとしている。
- 純正インナーフェンダーは短すぎて雨天走行時、泥ハネがひどくリアサスやリアシートを汚す。但し、社外品に替えて良好。
- 外装の仕上げが国産と比較していまいち。
- リアバンクのプラグ交換はアクセスが工具をうまく使えば問題ないが非常にしづらく劣悪。
- タイヤとの相性が合うのは、メッツェラーかミシュランしかないところ。国産は合わない。
以上の短所を上げたが、対処してれば問題ないのであまり短所とは言えないか。 |
故障,トラブル |
走行不能な状態でなかったが、アクセルに対してピックアップが悪く確認するとプラグコードが他の線とこすれ、電気が若干リークしていたこと。
交換して線同士が当らないように対処したのでその後の再発なし。
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その他 |
Buellと言う会社は無くなってしまったが、こんなに楽しいバイクは今までない。
どんな速度でも楽しく、軽く、壊れない、燃費良いそんな要望を持っていらっしゃる方は是非これに乗ってください。
乗って後悔しないと思います。 |