takuzo |
 |
Kawasaki |
ZZ-R400 |
総合評価 : 90 点 |
年 式 |
1997 年 |
走行距離 |
30,000 km |
燃 費 |
街乗り |
18.5 km/リッター |
ツーリング |
− km/リッター |
長所 |
- でかい!元が600なだけあって所有感◎
→CB400SFより一回り大きく見える。
- 高い風防性能
→高速道路では快適そのもの。さすがに肩より上は風が当たるが…。
当然、寒冷地でも路面凍結さえなければ快適です。
- ギア鳴り
→今何速なのか、各ギアに特有の共振音があるのですぐ分かる。
また、この音がなんとも格好良い。マフラー変える必要なんてなし。
- 重い
→短所と表裏一体だが、この重さが抜群の安定性を生んでいる。
大型のための練習機としてもgood。
- 意外とよく曲がる
→ツアラーだと舐めてかかるとその運動性に驚かされます。
ただ、カワサキハンドリングなので慣れは必要ではありますが。
- 粘る低回転
→回してナンボのカワサキエンジンではあるが、低回転トルクが意外とある。
そう気を遣わずに3速発進が可能なのには驚いた。ZZR250では不可能だった。
- 良好な積載性
→シートカウル内蔵式荷かけフックがあるとないとでは大違い。
ネットを持っていれば出先での衝動買いにも対応できます。
その位置のおかげでカウルに傷が付かないところも◎
|
短所 |
- とても400とは思えない車重。車検証には220kgと書いてある。当然取り回しも重い。
- 何故か前タイヤだけすごい勢いで減っていく。銘柄関係なし。
- 400のくせして530チェーン。525なら燃費向上も狙えるのになぜ530なのだろうか…?
- 2500rpm〜2900rpmの間にトルクの谷。回す人には関係ないが…。
- 極悪な整備性。ZZR250より数段悪い。
- なんだか燃費がよろしくない。20km/L走るのは希。
- やたらエンジンオイル量が多い。全容量3.7L。
- 夏場走行中に自分に向かってくる温風。
- 立ちゴケで自走不能になる場合がある。(トラブルに詳細
|
故障,トラブル |
右側への転倒で運が悪いと、クラッチレリーズシャフトベアリングの支持部が破壊されてしまい、エンジンオイルを喪失する。当然自走不能に。
派手な転倒でなら諦めもつくが、立ちゴケで自走不能は酷すぎる。
フレームスライダーを付けることで危険性は減るが、それでも不安。
ZRX400のパルサーカバーを付けても危険性は減るが、アンダーカウルを少々削る必要があるようだ。
エンジン排熱でエアクリーナーボックスが歪み、直キャブ状態になってしまっていた。
最終型でのみ対策がとられている模様。とりあえずシーラントで埋めておいた。
どの個体でも例外なく歪むので、中古を買う場合は気をつけた方がよい。
タンクとフレームの隙間からキャブが見えるが、その周辺を良く見よ。
タンクを下ろさなくても確認できる。
今のところその他のトラブルはないようである。
形式的に使い古されたエンジンなのでエンジントラブルはまず無いであろうと期待…。 |
その他 |
ZZR250からの乗り換えですが…4発信仰がある理由が分かった気がします。
ただ、公道でスポーツ(風味)走行するなら軽量な2発がよい感触。
4発は快適に遠くへ行きたい人向けかな?燃費悪いのがちょっと痛いけど。
ZZR250もZZR400も、それぞれ良いバイクですよ。
国内向けフルカウル車を売り続けてくれたkawasakiに感謝。
ただ、ZZR400と250で迷っている免許取り立ての方には400がオススメです。
重いのがネックではありますが、それ以外は250よりよっぽど初心者向けの
特性に仕上がっています。250が玄人向けすぎるのかもしれませんが。
|