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我ら素人ライダーのインプレッション

ZZ-R400
Kawasaki ZZ-R400K
総合評価 : 80 点
年 式 1992 年
走行距離 16,000 km
燃 費 街乗り 15 km/リッター
ツーリング 20 km/リッター
長所
  • 大きさ・重さからくる、直進安定性。低速高速供非常に安定しています。ただ、横から見た投面積も大きい為、横からの突風には弱いです(ヒヤッとしたことが何度も)。
    その代わり、高速やバイパスなどで、80km/h〜100km/hで走り続けるのは非常に楽です。
  • 大きさのわりに足つきもいいと思います(当方177cmあるので、あえて思うにしておきます)。
  • 重い(満タンで220kg超)と言われてても、足つきが良いので跨ってしまえば問題ないと思います。
  • ポジション的に膝や足首の曲がりもロングツーリングを意識している為、楽です。
  • 2本出しである特長を生かしてやると、エンジン回した際の伸びが良いです。6000は回さないと。10000〜レッドまではすぐです。昔の車の「どっかん!」ターボってこんななのかな?と言う感じです。
  • 燃費は悪くなると思いきや、実は低回転と変わらなかったりするんで(低回転ではガスを無駄にしている?)、回した方が気持ち良いですね。
  • 同系統のエンジンであるZRX400に乗りましたが(約5000kmぐらい)、あちらは街乗り、こちらはツーリング、と割り切った創りでした。ギヤ比の違いかな?
  • ツイントリップはすごく便利。何で現行は片側時計にしてしまったのか。センタースタンドも整備や狭い場所に駐車するのには便利かと。
短所
  • タンクがでかすぎてホールドし続けると、股関節が痛くなります。
  • 長所の欄にも書きましたが、横から来る突風には弱いです。
  • もちろん、峠道は苦手です。重いしエンジンは一回回転下げると回るまで時間が掛かるし、回ったら回ったで急に出力上がるし(5000あたりで谷があるんでここが鬼門なのかも)。
  • 熱いです。6速で「流して」走らないと水温系がすぐ上がり、ファンが回り始めます。一度高速で夏に照り返しの熱さの為、6速100km巡航中でファンが回った時は、おとなしくSAに退避しました(乗っている人も限界を迎えた為)
故障,トラブル
エンジンの掛りが何故かスターターでは悪くなったため、毎回押し掛けしてました。慣れれば3歩歩くだけで掛かるので、特に対処はしませんでしたが、小柄の人が跨らず押して歩くのは難しいかと。

あと、夏冬で使うプラグの番手を換えないと、カブります。
キャブの調整で夏に薄めで調整しておけば問題ないかと思いますが、短所で書いたとおり「熱い」、長所でかいた「回すと良い」と言う関係で、どちらかと言うと濃い目にしているほうがエンジンには優しいはず・・・
と言うことで、キャブはいじりませんでした。

まぁVXなど高性能プラグを使うと半年でプラグが死ぬ可能性が高くなるので、整備好きには良いかも。ちなみにプラグ交換は初めてやる人は2時間、慣れれば15分の作業です。

K型はこつさえつかめばフルカウルですが、ネジを外す箇所がネイキッドとあまり変わらなかったりします。(ネジを緩めてはめ込み場所外すだけ)

また、個別ではありますがレギュレータがおかしくるというのは良く聞きます。レギュレータ交換しても再発すると言う話も聞いたことが・・・電気系は弱いのかも。
その他
割と初心者向けのバイクなのかも、と思ったりします。
このバイクに慣れれば、簡単な整備(カウル緩めてタンク外してだとか)はお手の物になると思います。もちろん取り回しや押しがけも。

ちなみに10000kmでチェーン交換を期に、スプロケを前1丁増しました。その結果、燃費1割向上。ただし出だしは・・・回した時の伸びは良くなりました。
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