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我ら素人ライダーのインプレッション/ZXR400

じゅうじ
Kawasaki ZXR400
総合評価 : 90 点
年 式 1992 年
走行距離 21,000 km
燃 費 街乗り 20 km/リッター
ツーリング 25 km/リッター
長所
  • 軽い。2ストレプリカとでもカタログ値ほど大きな重量の差は感じない(EXはナサートに交換済み)。倒し込みは2ストレプリカに比べ重いが、自分で曲げている感があり個人的にはこちらの方が好み。
  • 適度な安定感。2ストレプリカほど緊張を要する必要も無く、重量が大きいバイクのように振り回すのが大変だったりもしない。適度な安定感が速さに寄与する部分は大きい。
  • 中型にしては大柄?に見える車体と倒立サス、そして何と言ってもザクダクト。カッコイイハァハァ
  • 街中でも扱いやすく、頑張れば高速ツーリングまでこなせるエンジンと車体。どうも戦闘体制になってしまうツーリングには不向きなポジションだが、慣れれば快適。
  • 理性が吹っ飛ぶ高回転(音、加速etc)。しかしながら低回転からリニアに立ち上がるトルク。ピーキーさは全く感じない。
  • バックトルクリミッター。中型でついているのはRVFとZXRだけという微妙な優越感。しかしラフなシフトダウンを行ってもリアがロックしないという優れ物
  • 大型乗りにも一目置かれたり置かれなかったり…でも中型最速、峠では大型よりも速いんだ!という勘違いもはなはだしい自負が持て、大型と並んでも気を張っていられる。
短所
  • 理性が吹っ飛ぶ高回転…だが、音がパワーに勝っている感は否めない。
  • 高回転では何故かトルク不足のような感じがする。(回転だけが上がっていくイメージ)自分のセッティング不良かな…?
  • 左にコケるとジェネレーターカバーが逝く。
  • 中型の中では結構迫力のある音だが、大型のそれを聞いてしまった後は悲しい。
  • 乗り方がわからない時は「なんだこの曲がらないバイク」だった
  • 街中ではやや鈍重。速度域が上がると生きが良くなる
故障,トラブル
20000キロ時にクラッチが切れなくなった。同時期にレギュレーターが弱まりバッテリーが上がるように。
クラッチ、ジェネレーターの清掃とレギュレーターの交換により改善。消耗品なのでしょうがない。
目立った故障は無し
その他
「2ストレプリカや大型と比べたらカス」「存在価値無し」と言われたりもする400ccレプリカですが、私はそうは思いません。

峠では2ストレプリカに迫る軽さと(私の体感です)、4ストのリニアで使いやすいエンジンは武器になります。
大型と違いエンジンを使い切れるのも魅力。大型のように低回転のトルクで走るのも悪くはないですが、フラストレーションが溜まりそう。

長所にも書きましたが私の思う400ccレプリカの利点は適度な安定感。2ストレプリカに比べコーナリング中やストレートでの安心感が高く、速さにも繋がります。かと言って重いわけではないので十分に振り回せる。

長々と書かせて頂きましたが、ZXRは最高なバイクであるということです。
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