stabilizer |
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Kawasaki |
W400 |
総合評価 : 95 点 |
年 式 |
2006 年 |
走行距離 |
1,000 km |
燃 費 |
街乗り |
20 km/リッター |
ツーリング |
25 km/リッター |
長所 |
- 完成されたデザイン。SRのように買った後にやたらにイジりたくなるバイクではない。
- 重厚感。W650のボディとフレームに400cc化したエンジンを載せているので、ワンランク上の車格があり、品質も大型バイクと同じ。
- 安定性。唐突感のないマイルドなエンジンフィールと、低い重心によって、高い安定性を感じる。
- 静粛性。やたらうるさいマフラーに替えたくなる人が多いが、静かなのが好きな人にはとても魅力的なバイク。風の音や川のせせらぎを楽しみながらツーリングしたい人に適している。
- 必要十分なパワー。各所のインプレで遅いと評されているが、それは評価者が大型バイクやマルチに乗った事があるため、それと比較してしまうため。400cc二気筒、オールドルックのバイクとしては、遅いというほどではない。そもそも速さを求める人はW400を選ぶわけがないので、気にする部分ではないだろう。
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短所 |
- 一部コストダウン。ハンドルのスイッチボックスとブレーキマスターシリンダーがW650に比べ、安いものになっている。
- センタースタンド省略。乗りやすさのために車高を下げてあるため、センスタが付けられていない(後付け可能だが)
- 車重。ガソリンとオイルを入れると200kgを超えるため、400ccにしては重い。そのため発車時にクラッチワークに気を使う。重心が低いため、重い事による扱いにくさは無いのだが。
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故障,トラブル |
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その他 |
値段はSR400やCB400SSよりかなり高いのだが、デザインが完成されているため、あとから見た目をカスタムする必要性を感じない。
結局カスタムに嵌まって散財するSR400に比べれば、総合的には安いといえるのではないだろうか。
とにかく、400ccでこの高級感を味わえるというのは、すばらしいことだと思う。 |