| ネッガー | 
  | 
| Kawasaki | 
Pulser 200NS | 
| 総合評価 : 90 点 | 
| 年 式 | 
2013 年 | 
| 走行距離 | 
12,024 km | 
| 燃 費 | 
街乗り | 
35 km/リッター | 
| ツーリング | 
ー km/リッター | 
| 長所 | 
- なんといってもそのスタイル(一目惚れでした)、ポジションの良さ、特にニーグリプが気持ちよく決まります。(今まで乗った中で一番しっくりきています。
  
同じエンジンの『デューク』にも試乗しましたが、今一つ合いませんでした。) 
上半身はオフロードバイクに近く、ハンドルは幅広く、少し遠い感じです。 
  
- シートの座り心地の良さ、長距離を乗っても痛くなりません。
 
シート高は80センチほどで、私の場合(身長179センチ)両かかとがついて軽く膝が曲がる程度でジャストサイズです。 
  
- 取り回しの良さ(145キロ)、全くストレスを感じません。
 
  
- 好燃費、35〜40キロ。12リットルのタンク容量で400キロ以上の航続距離がありそれ程困ることはありません、
 
 - フレーム剛性がとても高くしっかりした乗り味です。
 
 - エンジンは最近のバイクらしくフリクションの少ないものでスムーズにレッドゾーンまで回ります。気持ちよく扱いやすいのですが味はそれほどないかもしれません。
  
このエンジンは基本的にKTMの『デューク200』と同じものです。ただデュークのエンジンは数千キロの走行でバルブがピストンにぶつかり壊れる例が何件か報告されています。 
どうもヘッド部分に設計上の無理があるのではないかと思われます。事実250が発売されると200は無くなってしまいました。
  
パルサーのエンジンはそのあたりを気にしたのか、しなかったのかDOHCからSOHC4バルブに変更されています。 
またデュークと違いハイオクではありません。デュークには及びませんが24馬力あり、高速道路も普通に巡行できます。 
  
  
 | 
| 短所 | 
- リヤサスが固いです。2人乗りでも固いのではと思うほどです。10,000キロを越えたあたりから乗り心地が変わってきました。
 
今までは『ガツン』だったのが『カツン』に変わってきました。角が取れて丸くなった印象です。 
あまり気にならなくなってきました。 
  
- クラッチが重いです。5〜6時間が限界です。イージークラッチを付けることで解決しました。
 
  
- メーター内の時計が酷く狂います。一週間で5分以上狂います。ほとんど役に立ちません。
 
修正ボタンがこれまたひどく硬くて指が痛くなるほどです。 
  
 | 
| 故障,トラブル | 
3年間乗りましたが何もありませんでした(2020年)。 
インド製といってもあまり心配することはなさそうです。 
 | 
| その他  | 
このバイクはインドのバジャジ製なのですが、バジャジは昔からカワサキと提携しています。 
今回はカワサキがインドネシアで発売するために、最終組み立て時に部品をチェックして組み立てています。 
 
そのせいなのかインド製バイクによくみられる細かい傷や組み立ての粗などはほとんど見られません。国産とあまり変わらない感じです。車名も『カワサキバジャジ』となっています。 
 
よく日本で乗るには250ccが良いと言われています。私も同意見ですが、あえて言うと200ccのほうがいいのではと思っています。 
 
125の車格に250の動力性能、日本で乗る場合最もストレスを感じない排気量なのではないでしょうか。 
 
  
 
 
 
 |