| くり〜む岩田 | 
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| Kawasaki | 
Balius | 
| 総合評価 : 85点 | 
| 年 式 | 
1991年  | 
| 走行距離 | 
20,000 km | 
| 燃 費 | 
街乗り | 
15 km/リッター | 
| ツーリング | 
18(最高で20) km/リッター | 
| 長所 | 
- 最高にして最大の長所が20000回転オーバーまでタコメーターがきってある超高回転エンジン。
 
8000回転あたりからの怒涛の加速感。250とは到底思えず、400とも渡り合える。 
10000回転を超えたあたりの加速感とF1のような甲高い音は一度体験すると病みつきになる(ノーマルマフラーだが十分)。 
短所を補っても余りある長所だと私は思う。
  
- メリハリのあるエンジンと良い風に褒めておきます。まわるところはまわる。
 
だめなとこはだめ。みたいな感じでしょうか。これがBariusの特徴でしょう。
  
- 身長166cmの私が両足かかとまでベッタリ、なおかつ膝が少し曲がるぐらいシート高が低い。
 
低身長or女性にはうれしいと思います。
  
- 細くて華奢と思われるかも知れませんが、それが逆に取り回し良く、切りかえすのも非常に楽。駐輪場でも困らない。
 
  
- ネイキッドだけあってさすが万能。町乗りからツーリングまで幅広くカバー。
 
ちなみに私は愛知から北海道に行き、本州を通って帰って来ました。
  
- 多少くせはありますが、入門用としては十分だと思います。
  
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| 短所 | 
- 250らしからぬ燃費の悪さ。
 
20km/Lはいってほしいというのが切なる願い。
  
- ブレーキの効きの悪さ。リアブレーキはただのおもちゃで飾り。
 
フロントブレーキも、キュッと効かず、のぺ〜っと効く感じ。私の仕方がおかしいのかな・・・。 
友人にもブレーキはおもちゃと馬鹿にされた。
  
- 始動性の悪さ。何回キュルキュル回せばかかるの?ってぐらい。
 
たまたま私のが外れだったのかな。プラグ清掃しても、その日限りでしたし・・・。
  
- 足つきの良さの反動として、足がすこし窮屈に感じる。
 
少しレーシーっぽいと言えば良いが、あれで長距離は乗りたくないと思ってしまう。
  
- 小さくて乗りやすいので人気なのか、盗難に2回ほどあいそうになった。
 
キーシリンダーがボロボロに壊されていただけで済みましたが、無駄な出費になる。
  
- 低速のトルクの無さ。
 
250の4発にこれを求めてしまうのはどうかと書きながら思うが、一応。街中ではガチャガチャとギアチェンジが必要なので、左手が意外と疲れたりする。
  
- エンジン周りのメンテナンスがしにくい。
 
プラグ交換するときの冷却水のホースが邪魔で邪魔でしょうがない。もうちょっと考えてほしかったな。
  
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| 故障,トラブル | 
- キャブのオーバーホール(4万)
 - タイヤ(前後で2万)
  
- プラグの交換(イジリウムと普通のプラグを両方使用した)
 - エンジンから異音がするので、持って行ったら、なんかのバネが伸びていたので交換。(5千円程度)
  
- 盗難されそうになったときのキーシリンダーの交換(2万)
 - 2stじゃないのに、エンジンオイルも一緒に燃えてしまうという不思議な現象。これは直らないよ笑。と店員に言われ諦めた。ツーリングに行くと臭いからお前の後ろは走りたくないと言われ、後ろしか走れないかわいそうなバイク。
  
- 年式もあるせいか、結構壊れやすい気がします。「まぁカワサキだし」と割り切ることも大切です。
  
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| その他  | 
- 長所より短所が多いという残念な感じですが、乗ってしまえばそんな短所も忘れてしまって楽しくさせてくれるバイクです。
  
- 私は勝手に癖のある万能選手(?)だと思ってます。タンクバック、サイドバック、シートバックも装着しやすく、ツーリングも存分に楽しめる。
  
- 中免ライダーなら乗ってみるのもおもしろいバイクかと思います。ただ玉数が多いので変なものをつかまないように注意することが大切かと思います。
  
- 同士がたくさんいるので、困ったら気軽に聞けるのも良い点です。
  
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