石丸の死神 |
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Kawasaki |
BARIUS 250 |
総合評価 : 100点 |
年 式 |
1993 年 |
走行距離 |
15,000 km |
燃 費 |
街乗り |
14 km/リッター |
ツーリング |
18 km/リッター |
長所 |
- 6速7500回転で巡航すると、キャブからなんとも美しい音が出る。感動。
- 6000回転からツキがよくなり、8000回転からリミットまで破滅的に回転!
- カワサキらしくはないが流麗極まる、絶世のスタイル。
- 機能面でもデザイン面でも素晴らしいラジエーターシュラウド。
- 安定性抜群で座りのいいハンドリングのお陰で、高速巡航でも大安心。
- 破綻を知らない車体、足回りの剛性感。
- 脇が開く伝統のカワサキポジションは疲労が少なくて快適。
- いうまでもなく加速性能、高速巡航性能はレプリカ級。
- 視認性と洗いやすさに秀でたメーター周り。
- 意外とシートが低く、狭い所での取り回しも見かけによらず楽。
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短所 |
- 滑りやすいシート。
(タンデムでの急制動は注意!タンク後端で股間を潰します!!)
- 動作不良を起こしやすいシート固定機構(Uにて改善)。
- 重いアクセル、取り回しに無理があり余裕もないワイヤー配置。
- 頻繁なオイル交換が求められる。
- IRS(独立ロッカーアーム)のため調整等が面倒かつ割高。
- 非常に脆いステップホルダー。
- 回転の落ちが比較的遅いので制動時はやや気を使う。
- 良くいえば重厚、悪くいえば鈍重なコーナリング特性。
- カワサキポジション嫌いには不快なポジション。
- 角度調整が困難で視界の狭い純正ミラー。
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故障,トラブル |
- 第二ピストン破損、エンジン載せ換え費用計60000円。
- シート下リアフェンダー(シートレール側)は前期・後期・Uで夫々異なる。
- 前期型にはハザード及び燃料計未装備。
- 引き側アクセルワイヤー1500円前後。
- オイル交換目安:1500km毎にカストロSPツーリング。
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その他 |
私が中免を取得して最初に乗った、青春そのもののバイクです。
欠点も結構ありますが、それを補って余りある「熱さ」こそバリオスの魅力の真骨頂であり、熱い何かを250の4stに求める方には是非とも乗ってもらいたい、まさにカワサキの登竜門的な最高の一台です。
このバリオスに乗って、思い切りアクセルを開けてみたり、海沿いを走ってみたり、好きな人に会いに走ってみたりしてください。
バイクがとっても好きになる筈です! |