やすきち |
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Kawasaki |
KSR-II 80cc |
総合評価 : 100点 |
年 式 |
1991年 |
走行距離 |
6,800 km |
燃 費 |
街乗り |
22 km/リッター |
ツーリング |
25 km/リッター |
長所 |
- 小さい、軽い、すばしっこい。
- 80ccにしては非常にトルクフル、Rスプロケを加速重視に変更してあるので、スタートダッシュで四輪を置き去りにできる。
- 何処でも走れる、階段も下れる、大型では入っていく気になれない細い小道も入っていける、すると新しい発見があったりする。
- タイヤをハイグリップにしても滅茶苦茶安い、しかも軽いので本当にグリップする。
- 勾配の少ない山道なら中型以上のバイクと張り合える、友人の600ccよりいいペースで走れた、突っ込みスピードが速いので私のZRX1100よりも場所によっては速いかも。
- 単純な造りの2ストロークだけに、いじっても安く、しかもいじった効果が如実に出る、つまりいじりがいがある。
- 小柄な車体だけに操作に対しての反応が大きい、バイクの操作を身に付けられる、しかもスピードが乗ってないので怖くない。
- フロント倒立フォークとリヤのサブフレーム付きユニトラックサスは性能に関係無く自慢。
- アップタイプチャンバーは予想とは裏腹にイイ音、80ccの音じゃない。
- 一度2ストに乗ってみたかったが、本当に楽しい、無機質だけど速い大排気量バイクに「乗せられる」のもいいけど、低い次元に降りてバイクと会話するのもいい事だ。
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短所 |
- 細部の仕上げが悪い、フロントカウルとフロントフェンダーにはクリアも吹いてない、おかげで凄い色褪せ。
- 鋳鉄の2ピース?ホイールは「こんなんで大丈夫か?」と不安になる。
- 小物入れらしき物すらない、何も入らないし入れられない。
- 真冬はオーバークールする。
- 100km以上乗ってると尻が痛くなる。
- ライトめちゃめちゃ暗れぇ〜。
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故障,トラブル |
キャブがばんばんオーバーフロー?する、サイドスタンドから起こしただけでもガソリンが出てくる。
これは調整不可、レイアウトの問題でしょう、ガソリンコックはこまめにOffにしましょう。 |
その他 |
兎に角80ccという排気量に囚われない、オートバイ本来の「どこでも走れる楽しさ」を教えてくれた。
広い舗装路しか走ったことの無い私のオートバイ観を9年目にして見事にブチ壊してくれたその存在意義、60kmリミッター等の制限の無さ、エンジンを目一杯ブン回す楽しさ、気軽さ、全て買いです。
乗せられているライダーがほとんどの大型バイクより、操る楽しさが詰まったKSR-II、◎のバイクです。 |