ヤスボー |
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Kawasaki |
ZZ-R1100 |
総合評価 : 100点 |
年 式 |
1996 年 |
走行距離 |
9,500 km |
燃 費 |
街乗り |
13.5 km/リッター |
ツーリング |
18 km/リッター |
長所 |
- パワーに余裕がある(6速80km/hで約2.800回転)ので高速道路も 楽チンに巡航できる。
追越もギアダウンの必要がありません。
- よく言われるダルなアクセルレスポンスも、裏をかえせばアクセルワークに 気を使わないでいいです。
またアクセルを開けたときに耳につく吸気音ですが 私にはターボが過吸する音に聞こえて気持ちがいいです。
そんなにうるさくない と思いますよ。
- カウルの効果がいい!両肩に少し風を受けますがノーマルのポジションでは 上半身にほとんど風圧を受けずに高速巡航できます。
両足もサイドカウルに うまく隠れるようになっているので快適です。
- リアシートが広くタンデムしやすいので後ろに座る人から快適だと好評です。
そのために荷物の座りがいいため積載性もいいです。
- 大きくて迫力がある外見、しかし168cmの私でも不安感がない足つき性 (ほんの少しだけ尻をずらせば片方の足はべったりつきます)
- 見た目よりもよく曲がる運動性は前に乗っていたZZ-R250と変わらないほどです。
攻めればもっと違いが出てくると思うのですがスローイン・スロー アウトの私の走りではわかりません。とにかく何も考えなくてもよく曲がります
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短所 |
- ファンが回ったときの熱風は覚悟していたとはいえ、やはり熱いですね。
夏場では信号待ちで1回は回ります。これは仕方ないのであきらめしょう。
- なんとか慣れるレベルとは思うのですが、真夏の街中で乗る気にはならないですね。
ちなみに水温計は80km/hほどで巡航しないとなかなか下がってくれないです。
- ノーマルではやはり軽くはない車重、しかしマフラーを社外品に交換すればかなり改善されます。
- 純正のパーツ代が高い!ウインカーユニットだけでも片方¥3,000する。
サイドカウル片方約¥7万円です
- ヘルメットホルダーが右側に2個あるが、ホルダーが近すぎるのでどちらか片方しか使えない。
- 言われ続けているが、整備性は悪い(プラグ交換にはタンクとエアクリーナーを外す必要あり)
しかし、ネイキッドと比べたらの話でカウル車はこんなもんだと 思うのですが。
- ノーマルハンドルで低速で若干ハンドルやステップで振動が出ます、そのため1時間ほど連続して走ると指が痺れてきます。
これはバーハン仕様にしてウエイトタイプのグリップエンドをつければほとんど無くなります。
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故障,トラブル |
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その他 |
ZZ-R1100は大きくて重いというビッグバイクらしさを求める人には選択肢の1つとしてあってもいいバイクだと思います。
しかし自分がビッグバイクに対して求めていることをはっきりさせないまま乗ってしまうと後悔する可能性はあるでしょう。私はのんびりツーリング派ですし、大きいバイクを求めていたので満足できるバイクです。
また、ポジションに対して補足させてもらいますと個人的にはセパハンの方が乗りやすいと思います。ハンドルが遠い・低いと言われていますが、私も最初はそう感じていました、そのためハリケーンのバーハンドルキットを付けていました(ハンドルが5cmアップ・5cm近くなる)街中では楽に走れましたがツーリングで1時間ほど乗ると腕や手首が疲れてしまったりお尻が痛くなったりしていたため、主に走るツーリングが快適ではないと判断して車検を機会にノーマルに戻したのです。
個人的にセパハンの方がいろんなステージでバランスした乗りやすいポジションだと思います。あくまで私の乗り方での結論ですが |