BUDDHA |
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Kawasaki |
Ninja ZX-9R |
総合評価 : 75 点 |
年 式 |
1998 年 |
走行距離 |
− km |
燃 費 |
街乗り |
− km/リッター |
ツーリング |
− km/リッター |
長所 |
軽い!
おかげで、加速が良く、ブレーキが効き、車線変更が自在です。
直進安定性が良く、適度に遠いセパハンはタンクバックの上に上体を預けて伏せるのに都合がいいです。
ラムエアも良く効き、直線を走っていて飽きません。
単身赴任をしていた頃、週末に300km先の帰宅のために、夜の高速移動のために選びましたが間違い有りませんでした。
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短所 |
単身赴任が終わり、峠やツーリングも楽しもうと、マグ、リアサス、チタン管、B/S、シート加工、キャブ、ステダンと一通り手を加えたものの、同様に手を入れていた自分のZX-7Rには、直線以外全く敵いませんでした。
9Rはコーナリングがだめで、7Rと同じようにコーナーに入っていっても信頼感が無く、これは横から見ると幅広だけれど、上から見ると1cm程の厚みしか無いフレームが原因で、ネックの剛性感のなさがコーナー進入時の頼りなさになっていると判断していました。
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故障,トラブル |
ー |
その他 |
カワサキのZXシリーズが好きで数多く所有してきましたが、速さ・楽しさ・安心感のバランス点で順番をつけると、
ZX7R>ZX11>ZXR400R>ZX9RB>98ZX6R>ZX9RC>ZX9RE>ZX12RBとなります(9RBは試乗車でした。
7Rと兄弟車ですが、重心が高く鈍重です。
9REは借り物で、ツアラー寄りと感じました。12RBも借り物で、速いだけで重くて重心が高くてインジェクションが乗りにくくて、、)。
9RCは限界近くに行くとバイクがどこに行くかわからなくなります。軽量化と引き換えにカワサキの懐の深さを削ぎ落としてしまったように思います。
これを理解して乗ると、エキサイティングで飽きずに楽しめると思いますが、自制心が必要になります。
くれぐれも峠でSSに付いて行くことの無いようにしましょう。
エンジンはついていきますが、コーナーではらみます。
これから9Rを選ぶのにぴったりな方は、普段街中メインで峠にツナギで行かず、ツーリングに出たらそこそこ山道を飛ばし、高速もガンガン乗るという方ではないでしょうか?
荷物満載で北海道に行き、峠道も楽しみたいという使い方にはもってこいだと思います。
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