kita |
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Kawasaki |
ZX-12R |
総合評価 : 80 点 |
年 式 |
2000 年 |
走行距離 |
37,000 km |
燃 費 |
街乗り |
10〜12 km/リッター |
ツーリング |
10〜20 km/リッター |
長所 |
- 圧倒的なパワー。ラムエア過給時は特に凄い。
- 個性的なスタイリング。
- シングルシート風のタンデムシートカバーを使い、スッキリとしているところ。
- モノコックフレームの採用により同等車種よりもスリムに仕上がっているところ。
- 6PODキャリパー&320φダブルディスクによる強烈なブレーキ。(サーキットとかの超高速時は効きがイマイチ)
- 積極的に寝かせてコーナーを曲がると非常に良く曲がるところ。(逆に寝かさないと全然曲がりません)
- 駆動系部品の耐久性の高さ。3万キロを超えた今でもチェーン・スプロケなどに伸びや磨耗などほとんど見受けられません。
- 高速道路などの巡航時燃費が20km/lを超えるところ。
- 純正でなかなか良い足回り。
- 多少扱えるようになると、乗っていて非常に楽しい!
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短所 |
- 自制心を試されるバイク。
- 低回転(3000rpm以下)でのトルクの無さ。回転もなかなか上がらず、バスに乗っているかのような錯覚になる。
- 低回転での燃費の悪さ。町乗りなど低速のときに使用する部分が非常に燃費が悪い。(燃料が濃すぎる)
- マフラー交換時にアイドリングで大きくハンチング(回転の上昇下降の繰り返し)がおきる。ECUセッティングで改善されるがセッティングするのに意外とコストがかかる。
- (人にもよりますが)前傾姿勢のため長距離は疲れやすい。(バーハンに変更で若干改善されます)
- 細かい振動が多く、長時間乗りっぱなしだと手足腰が痺れる。
- 純正部品が非常に高い!(立ちゴケで外装ほぼ交換+ステップ・ハンドル周り片側交換で40万を超えました…)
- フロントブレーキに比べるとリアブレーキの効きが弱め。
- 純正サイズ200/50-17のリアタイヤがアフターマーケットに種類が少ない。(190/55-17・190/50-17を履く方が多いです)
- 峠を走ったときの燃費の悪さ。10km/lを下回ることも。
- 非常に熱くなるエンジン。氷点下でも低速時はラジエータファンが回る! 真夏はラジエータファン全開で、100km/h以下は地獄のような熱さ。
- バッテリー交換が面倒! シート・タンクカバー外し、フレームの一部となっているバッテリーカバーを外し…など、初めての交換では2時間以上かかりました…
- 乗り始めのときの「乗せられ感」。
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故障,トラブル |
- エンジン左側ヘッドからのオイル漏れ。
- エンジンオイルがハーネスを伝い、リアステップ周辺から漏れる。(リコールになっているようです)
ほか、大きなトラブルはおきていません。 |
その他 |
登場時はフラッグシップなので流石という所が多いマシンです。
350km/hメータやハイオク指定など、惹かれるところなどありますが、乗って楽しいバイクです。
ネイキッド・ツアラーとは別格で、レーサーに近い部分も多いため敷居が高く思う人もいるかもしれませんが、乗ると考えが変わると思います。(私もそうでした) |