三河のハゲ鷲 |
 |
Kawasaki |
Z1100 Spectre |
総合評価 : 90 点 |
年 式 |
1984 年 |
走行距離 |
18,000 km |
燃 費 |
街乗り |
15 km/リッター |
ツーリング |
18 km/リッター |
長所 |
- まずはほとんど見ないスタイル。色使いはホンダのCB750Customにそっくりだが、カワサキ車的な荒々しさが十分感じられる。
- 昔の1100の割りに燃費がいいような気がする。
- キャブレターを清掃して、燃料をレギュラーからハイオクに換えてみたら急に走りがよくなった。低中速重視のため80馬力程度にデチューンしてあるがその分だけ、時速100キロ超までの走りが鋭い。
- オリジナルはアメリカンだが、ハンドルがバーハンドルに換えてあるので、乗り味はドラッグレーサーのようだ。
たぶんエリミの900に似た感じだと思われる。
- タコメーターが動かないので正確なエンジン回転数は分からないが、トルクの谷を感じる回転数が無い。
- 車重は重いが、重心が低いのかとり回しが楽だ。
- タンデムバーの内側にひっそりと荷掛けフックが付いており、これがめちゃくちゃ使いやすい。
- なんとセンタースタンドがロックできる。これは盗難対策としては相当安心。
|
短所 |
- 後輪重視の走りになるのでリヤタイヤが減るのが早い。しかもバンク角が浅いので真ん中が減る。
- 朝一でエンジン始動の時、チョークをひいてオンすると猛烈なエンジン音で始動する。(暖機するまもなく、その場をすぐに去る。この時の操作は神経使う。)
- オートキャンセルのウインカーがたまにオートじゃなくなる。
- サスはエアサスだが、年式のせいでリジッドサスのようだ。段差を越えるときはオフ車のごとくスタンディングで行かねばならない。
|
故障,トラブル |
- エアクリーナーからキャブへのパイプが硬化し、二次エアを吸った。(交換、なんとパーツはまだ出た)
- セルモータのマグネットがいかれた。(交換して、今はいい)
- エキパイのkawasakiエンブレムの取り付けリベットがゆるんでカタカタいう。(気にしないことにした)
- 燃料計がたまに動く。(動かないときに勘違いしてガス欠しそうになったので、どうせ動かないなら全く動かない方がいい)
- 土砂降りの雨の中を夜走ったら、計器類の証明が全て消えた。(次の日、晴れたらなおってた)
|
その他 |
日本中探してもたぶん数台しかない、超不人気バイクに乗っているということだけで全て満足です。
乗り味が独特なのでみんなに運転してもらうと「うおおっ。」と言われるのがうれしい。
年式の割りに傷も少なくきれいだ。エンジンヘッドのパッキンを換えたとき、カムシャフトを見た。これが全く傷もなくきれいだったので感動だ。
直4アメリカンにもかかわらず、ツイン以上のテイストを(僕は)感じる。
自分直すのはきらいなのだ。だからトラブルの少ないホンダを買いたいのだが、なぜかカワサキを買ってしまう。変だ。これで三台連続でカワサキ車だ。
|